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新型コロナウイルス スリランカの対応 2020年

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 新型コロナウイルスに関する話題が連日世界的ニュースとなっています。 海外旅行予定者にとって、多くの人が集まる空港、さらには密閉された空間の飛行機、そして渡航先での状況など心配事項が多く、渡航するか否かを検討している方も多いかと思います。 スリランカの現時点での状況をお伝えします。 スリランカでは 1/27日夜に中国人観光客(女性)1名が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたとの発表 がありました(現在は回復済みで病院にて経過観察中)。 それ以降2/6時点まで16名が感染疑いで入院していますが、最初の検査報告では陰性であり現在は2次検査の結果待ちとのことですが、 現時点(2/8)で上記1名以外の感染者は発表されていません 。 スリランカ政府は感染者の発表を受けてすぐに、本感染症に対応する 指定病院14か所 と 下記24時間ホットラインを開設 したことを明らかにしました。 <新型コロナウイルス相談窓口> ※24時間ホットライン ※スリランカ国内に限ります 0710107107 0113071073 さらに スリランカ政府は ,同時に中国からの渡航客のオンアライバルビザの発行を取りやめました。そのため 現在中国からの渡航客は、自国で事前にビザを取得しなければならない ようになっています。このように 渡航者に対する入国審査強化等の厳格な措置を講じています 。 1/28には感染拡大防止のため、空港の到着ならびに出発ロビーへの立ち入り規制を設け、 搭乗券保持者以外の入場を禁止 しました( 現在は旅行ガイドなど一部の関係者にのみ到着ロビーへの入場が許可 されています)。 新型コロナウイルスの感染が発表された当時に武漢にいた33名のスリランカ人学生は、スリランカ航空のチャーター機で2/1に帰国しました。 その時に使用された空港はバンダラナヤケ国際空港(通称コロンボ空港)ではなく、現在は国際線の就航がないハンバントタにあるマッタララージャパクサ空港(通称ハンバントタ空港)でした。 チャーター機を迎えるにあたりハンバントタ空港は関係者以外の立ち入りを禁止し、到着した学生たちは軍の CBRNE部隊 ( C hemical/ B iological/ R adio-logical/ N uclear/ E xpl