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8月, 2019の投稿を表示しています

コロンボ 新しい観光ツール(定期連絡船)

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  コロンボ はスリランカ最大の商業都市 です。 そんなコロンボの中心地には大きな湖があります。その名も 「ベイラ湖」 観光客にとってはシーママラカ寺院(Seema Malaka Temple)のある小さいベイラ湖(地図下)の方が有名で訪れる人も多いかと思います 今回の話題は大きな部分のベイラ湖(地図中央)。 このベイラ湖で、 8/22より ボートによる輸送サービス が始まりました 。 これはコロンボの渋滞緩和の代替輸送手段として始まったもので、コロンボ最大フォート駅近くの フォート(Fort)地区から 、多くのオフィスや高層マンション等がある ユニオンプレイス(Union Place)地区 を結ぶ路線で、 約8分間の乗船時間 となります。 フォート駅やメインバスターミナルのあるフォート地区(左上) オフィスや商業施設のあるユニオンプレイス地区(右下) 渋滞緩和を目的として開始されたボート輸送サービスですが、 コロンボの新しい観光 ツールとしても注目を集めています。 船名「DIYATHRA」左奥はコロンボの新アイコン”ロータスタワー” 船内はA/C付きで、座席数は50席。前方にはテレビモニター付き(窓は開閉できますが冷房中のため締め切り) コロンボの新アイコンともなっている"ロータスタワー"( 開業はまだ 9/12追記 9/16開業予定→ 11月時点: 開業の見通し立たず )や植民地時代から残る建物や建設が進む高層ビルやホテルなど 新旧入り混じったコロンボの風景を湖から眺める事ができます 。 ●発着場所 ◆フォート側の乗り場 は New MacCallum Lock & Bredgeを渡ったすぐ先 に入り口があります。スリランカで最も古い出版社であるThe Associated Newspapers of Ceylon( 通称"Lake House" )の白いコロニアルビルを目印とするとわかりやすいかと思います。 ◆ユニオンプレイス側の乗り場 は Liner Park East (別称 Baira Lake Park )にあります。大手旅行会社Aitken&Spenceの本社ビルを目指すとわかりやすいかと思います。

2019年 スリランカ航空 冬期(10/28~3/29)運行スケジュール発表 

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 現在 スリランカ航空(UL) は2019年10月27日までの夏季運航スケジュールが発表されていますが、昨日(8/20)付けで 冬期運航スケジュールも発表されました 。 10/10追記)冬季フライトスケジュールの変更が発表され、往路はマーレ経由から、成田ーコロンボの直行便となりました。それに伴い、便名も往路(成田→コロンボ)はUL455,復路(コロンボ→成田)はUL454と変更になっています。(詳細は下記添付参照) 冬季よりまた成田ーコロンボの直行便が復活されるか期待されていましたが、 冬季スケジュールも往路はマーレ(モルディブ)経由となります ( 10/10追記:直行便に変更になりました ) 。 さらには、往路の出発時間は夏季スケジュールと変わりませんが、 到着時間は夏季スケジュールの(20:35)よりも約1時間遅い到着 となります(おそらく気流の関係のため)。 ただ、上記予定は現時点で「政府認可申請予定」となっているため、時間は変更になる可能性がございます。 現時点では 2020年3月31日の便より (2019年10/29の便からに変更) 成田コロンボの直行便(UL455)が再開 されると予定されています。 欧州からの旅行客も多いスリランカは、欧州からの旅行客が冬季に集中するのに合わせて11月1日より3月末までホテルの価格が上がります。 4月のテロの影響で価格を下げたホテルも多いですが、その期間も10月末日までのホテルがほとんどで、11月以降は通常価格に戻っています。 現時点も往路はモルディブ経由ですが11月からの運航スケジュールよりはまだ1時間早くつきますので、是非10月の末日までの旅行を検討されるのも一案です。

ジェットウィングライトハウスのルームカテゴリの変更について

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ジェットウィングライトハウス(Jetwing Lighthouse) はスリランカを代表する建築家ジェフリーバワ(Geoffrey Bawa)の後期の作品とされる5つ星ホテルです。 2019年5月より改装に入り今月8月1日付けでリニューアルオープンされました。 床タイルなどの張替えなど施設補修の改装でもありましたが、再オープン後は 部屋のカテゴリが変わりました 。 ジェットウィングライトハウスには敷地内の一角で連結された ジェットウィングライトハウスクラブ(Jetwing Lighthouse Club) という別館がありました。 こちらはバワの愛弟子でもあるチャンナダスワッテ(Channa Daswatte)がバワ設計のライトハウスを踏襲しながら設計したホテルで、バトラーサービス付きのライトハウスよりもワンランク上(価格もライトハウスより上)のラグジュアリーホテルとして運営されていました。 しかし、 改修後はライトハウスクラブも ライトハウスとして統合 されています 。 それに伴い、部屋のカテゴリが下記の通りに変更されています。 【Jetwing Lighthouse(ジェフリーバワ設計)】 Deluxe Room → Luxury Room Main Wing に名前が変更(全60部屋) Themed Suite(Chinese/Dutch/Moroccan) → 名前の変更なし (各1部屋計3部屋) 【Jetwing Lighthouse Club(チャンナダスワッテ設計) → Jetwing Lighthouse(Spa Wing) に名称変更】 Club Room→ Luxury Room Spa Wing に名前が変更(全20部屋) John Davy Suite,Maharaja Suite→ Superior Suite に名前が変更 (各1部屋計2部屋) 現在 Luxuary Room の Main wingとSpa Wingは同カテゴリで、同じ価格 となっています。 Luxuary Spa Wingの部屋はMain Wingの部屋が約60平米なのに対して、72平米と広く四支柱のついたベッドなどラグジュアリーなつくりになっています。 バワ建築に興味があって バワ

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スリランカの人気国立公園(ジープサファリマニュアル)

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現在スリランカには3つの海洋公園を含む 26の国立公園 があり、そのうち 13か所でジープサファリ が楽しめます(開園時期が限定の箇所あり)。 今回は ジープサファリで人気の国立公園 について紹介します。余談で ボートサファリ 、 ホエールウォッチング についても触れています。国立公園の入園料については『 スリランカの国立公園の入園料の仕組み 』 (←クリックすると該当記事にリンクします) の記事も併せてご覧ください。 バードウォッチング を目的にしている場合、 時期や見たい鳥の種類によってお勧めする場所が全く異なります 。バードウォッチングで渡航を計画されている方は、お気軽にご質問ください。 【記事概要】 ◆人気国立公園紹介 1.ヤーラ国立公園(+ウダワラワ国立公園&近隣公園) 2.ミンネリヤ国立公園(+カウドゥッラ国立公園、フルルエコパーク) 3.ウィルパット国立公園 ◆各国立公園のベストシーズンについて ◆サファリにあったらいい持ち物 ◆サファリのトイレ事情 ◆ゴミの持ち帰り ◆(番外編)ガルオヤ国立公園 ◆(番外編)ホエール&ドルフィンウォッチング 1.ヤーラ国立公園(Yala National Park) スリランカの南東にある公園で、スリランカで2番目に大きい国立公園です。 ブロックが5つに分かれていて、 3つのエントランス からそれぞれ行けるブロックは限定されます (下記地図参照) 。またブロック4は現在一般には開放されていません。ウィルパット国立公園と並んでスリランカで最初に国立公園認定された公園で、年間で一番の訪問者数を誇ります。 ●ヤーラ国立公園の3つのエントランスと主な宿泊エリア 1:Palatupana(パラチュパーナ) エントランス :ブロック1,2 にアクセス可能 2:Katagamuwa(カタガムワ) エントランス :ブロック1,2 にアクセス可能 3:Galge(ガルゲ) エントランス :ブロック3,5 にアクセス可能 ヤーラが人気の理由は スリランカのビック5 といわれる哺乳類のうち3種( ゾウ、ヒョウ、ナマケグマ )が見られる公園だからです。特に ヒョウ の遭遇率の高さに定評 があります。 ナマケグマ は夜に活動し、日中はあなぐらなどで休んでいることが多いため遭遇しにくい動物ですが、5,6月頃