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和食にもピッタリ「ゴトゥコラサンボル」

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 ここ最近の投稿が、新型コロナウイスに関するものばっかりでしたので、時には趣向を変えて、お手軽レシピ紹介でも。 今回紹介するのは 『ゴトゥコラサンボル(ツボ草のココナツサラダ)』。 サンボルとはスリランカでいう和え物。スリランカでは定番の一品です。 ゴトゥコラ(Gotukola、和名はツボクサ) はセリ科の植物で、神経系や脳を活性化する強壮剤としての効果や、抗酸化作用、コラーゲンの生成や、皮膚の結合組織の主成分である繊維芽細胞の活性化を促す効果など、様々な効果が報告されており 「奇跡のハーブ」 とも言われています。 ゴトゥコラサンボルは、 ウンバラカダ と呼ばれるモルディブフィッシュを乾燥させたものを隠し味として使います。味は 日本でいうカツオ節 。 ゴトゥコラもセリ科。 日本のセリと食感や味が似ています 。 だからこそ 日本人にもなじみやすい味で、和食にも合う のかもしれません。 日本でも乾燥させてお茶やサプリとしても販売されているそうですが、やはり生で食べるのが一番。日本でも最近スーパーなどで手に入ると聞きます。 火も使わず、 刻んで和えるだけの簡単 調理ですので、是非作ってみてください。 【 材料 】 お店などでは トマトは入れないところの方が多いため、お好みで ! ゴトゥコラ がなければ セリ 、 ライム がなければ レモンまたは酢 で代用可能 また ココナツ が嫌いな方はココナツなしでサラダとして作ることも可能です。 上記の材料プラス、 もちろんカツオ節で代用可能 【 作り方 】 乾燥ココナツを水で戻します。水が滴らないくらいにすこし乾燥が残るくらいがベストです。 ゴトゥコラ、トマト、玉ねぎを細切りにします。トマトを入れない場合はゴトゥコラ:玉ねぎは3:1,4:1くらいの割合 上記の3つを混ぜます。ココナツを使わずに「 ゴトゥコラサラダ 」として食べたい方は、ここで かつお節 と 塩 、 コショウ 、 ライム を絞ってよく和えれば出来上がりです。 下記のように、ココナツを混ぜて通常のゴトゥコラサンボルとして食べる時は、コショウは入れません。 いかがでしょうか。 いたってシンプル。材料さえあれば10分足らずで出来てしまうお手軽さです。

2020年8月、観光客受け入れ再開⁉

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 スリランカは、一番厳しい制限がかけられていたコロンボも、5/26より平日の外出禁止令が緩和され、 夜間外出禁止令(22~翌朝4時)のみ となりました。 現在は、人の往来や密集が予測される 日曜日 、ならびに仏教伝来を祝う ポソンポヤデー(今年は6/5)は、前日も含めて終日外出禁止令が発令されていますが 、それ以降は日曜日も夜間外出禁止令のみに緩和される予定です。 映画館などのアミューズメント施設、バーやナイトクラブ、飲食の路上販売、学校などはまだ再開されていません が、レストランやホテルも含めて、 多くの店や企業が衛生ガイドラインの下営業を再開しています 。 現在(5/30時点)、スリランカの 感染者数総数は1,620名 。そのうち 現在の感染者数が829名 、 快復者が781名 、 死亡者数は10名 となっています。 感染者数総数の半分は海軍キャンプ内での集団感染ならびに、海外からの緊急帰国者 で隔離検疫施設での検査時の感染発覚と、どちらも一般市民生活からは隔離されている場所での発生となっています。 ( 6/5追記 ;6/4付けの感染者内訳をみると、 累計感染者数1,797名中、約800名が海軍(約44%)、約550名が海外からの帰国者(約30%) でそのまま隔離検疫輸送者。 市中感染者の割合は全体の25%(約450名) 。なお、 累計感染者数内の 839名がすでに快復済み ) 市中感染が抑えられていることを踏まえて、 スリランカ政府は段階的に海外からの入国受け入れを再開していく方針を打ち出しています 。 現在スリランカは3/20から、特別便を除いて海外からの入国受け入れを停止しています 。 現在は、 海外在住のスリランカ国民 の特別便による緊急帰国受け入れが続いています 。 帰国者は、そのまま指定隔離検疫施設で2週間の滞在(感染者は指定病院での治療)が義務付けられているため、 到着時からそのまま厳重な防疫体制の下、検疫施設に輸送 されています。 この緊急帰国の目途がついた次は、 7月を目安に海外在住のスリランカ国民の希望帰国者の受け入れを再開する予定 のようです。 ここにスリランカ在住(居住ビザ保持者)で、国外に一時帰国していた外国人やビジネス渡航の外国人も加えられる可能性があります 。 現在(5/27時

スーパーマーケットのコロナ対策

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3/20開始から 52日間に渡り続いてきたコロンボの終日外出禁止令 が 本日(5/11)より緩和 となりました。 他の地域は、すでに夜間外出禁止令のみに移行していたり外出禁止令解除中の動きに大きな制限はないのですが、 コロンボ県ならびにガンパハ県はまだ外出禁止令継続中 であり、 特定の条件の下での外出の許可 となります。 一番大きく変わったこと。それは会社などの 仕事の再開が許可された ということです。 本日より 公的機関ならびに一般企業は勤務の再開が可能 となりました。それに応じて、 バスならびに列車の運行も再開 になりました。 外出に際しての大まかな注意事項かかれています。これとは別に理髪業、観光業など産業別に細かなガイドラインが設けられています。 といっても、「出勤者の人数を最低限にする」「公務員と民間企業は出勤時間帯をずらす」などの ガイドラインに基づいた細かな制限があります 。 また現時点では、 ショッピングモールや飲食店(テイクアウトも不可。デリバリー注文のみ可)、ジムやスパ、洋品店ならびに娯楽施設は、まだ営業再開の許可が出ていません 。( 追記; レストランはテイクアウト営業は可能となりました。また洋品店も営業が再開しています。) 一般生活においては、 国民ID番号末尾により、外出可能曜日が振り分け られています。 例えば末尾が1,2は月曜日、3,4は火曜日といったように 1人1週間に1回外出が許可 されます(土日は外出禁止)。 といっても買い物も食料ならびに薬など 生活必需品の買い物のみ 。また 徒歩圏内のみ で、バスや列車などの 公共交通は使用は通勤者以外使用が不可 となっています。 それでも、 今までは食料品の買い出しのための外出も不可 (食品の購入はデリバリー注文か移動販売を利用)であったことを考えると、1週間に1度の必需品の買い出しのみとはいえ 外出できるのは大きな変化 です。 しかしながら、外出可能になって感染が拡大しないように、 感染予防のためのガイドラインが厳しく決められています 。 外出時のマスク着用は必須 です。 多くの人が利用すると思われる スーパーマーケットの場合 の感染予防対策をご紹介します。 スーパー入り口に洗面台が設置され手洗いが義務付けられています。

2020年のウェサックは・・・

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スリランカは 毎月満月の日が祝日 となります。 これは ポヤデー(Poya Day) と呼ばれる仏教由来の祝日で、月に一度満月の日は経済活動(仕事)や飲酒や肉や魚などの動物食を絶ち、寺院に参拝し敬虔の念を深める目的があります。 そんな毎月あるポヤデーの中でも 5月はウェサック月 と呼ばれ、ウェサック月は 「仏陀が生誕した月」「悟りを開いた月」「入滅した月」 として、 スリランカで最も重要な仏教祭事の月 となっています。 5/7発行のDaily MirrorのWeb版もタイトルがウェサック仕様。左から仏陀の入滅、悟り、生誕を表現するイラストが描かれています。 この月だけはポヤデーと翌日の日も祝日となります( 2020年は5月7日、8日 )。 仏教祭事ではありますが、国教が仏教であるスリランカは、本来は 国を挙げて盛大に祝います 。 しかし今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、 外出禁止令が発令中 。 寺院への参拝や、徳を積むために無料で飲食を提供するダンサラなどすべて禁止され、家の中で祝うようにとの通達がされています。 家の軒先などに飾る ランタン(提燈)。これは毎年新調 されます。 一から作る家庭も多いですが、出来合いのものを購入したり、材料がセットになった手作りキットを購入する家庭も増えています。 しかし、コロンボなどのハイリスクに指定された地域は 3/24の一時解除以来、一度も外出禁止令が解除になっていません 。 この外出禁止令、以前の記事にも書きましたが 「食料品など必須品目の買い出し」も「運動のための散歩」も許可されていません 。当然、ウェサックの買い出しもできません。 外出禁止令発令中の食料品などの買い出しは、 デリバリー注文 もしくは 移動販売車 が居住地区に来るのを利用するしかありません。 食料や日用品が主のデリバリーサビスも、ウェサック前は ウェサックランタンのデリバリー販売 が開始されました。 通常食品のデリバリーを行っている Pick Me Food (Uber Eatsのスリランカ版)にもウェサックランタンの販売店がリストアップされています。 すでに完成しているランタン。ランタン1個につき価格は150~200ルピー こちらは手作りキット。紙枠(左)と