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他の地域は、すでに夜間外出禁止令のみに移行していたり外出禁止令解除中の動きに大きな制限はないのですが、コロンボ県ならびにガンパハ県はまだ外出禁止令継続中であり、特定の条件の下での外出の許可となります。
一番大きく変わったこと。それは会社などの仕事の再開が許可されたということです。
本日より公的機関ならびに一般企業は勤務の再開が可能となりました。それに応じて、バスならびに列車の運行も再開になりました。
外出に際しての大まかな注意事項かかれています。これとは別に理髪業、観光業など産業別に細かなガイドラインが設けられています。 |
また現時点では、ショッピングモールや飲食店(テイクアウトも不可。デリバリー注文のみ可)、ジムやスパ、洋品店ならびに娯楽施設は、まだ営業再開の許可が出ていません。(追記;レストランはテイクアウト営業は可能となりました。また洋品店も営業が再開しています。)
一般生活においては、国民ID番号末尾により、外出可能曜日が振り分けられています。
例えば末尾が1,2は月曜日、3,4は火曜日といったように1人1週間に1回外出が許可されます(土日は外出禁止)。
といっても買い物も食料ならびに薬など生活必需品の買い物のみ。また徒歩圏内のみで、バスや列車などの公共交通は使用は通勤者以外使用が不可となっています。
それでも、今までは食料品の買い出しのための外出も不可(食品の購入はデリバリー注文か移動販売を利用)であったことを考えると、1週間に1度の必需品の買い出しのみとはいえ外出できるのは大きな変化です。
しかしながら、外出可能になって感染が拡大しないように、感染予防のためのガイドラインが厳しく決められています。外出時のマスク着用は必須です。
多くの人が利用すると思われるスーパーマーケットの場合の感染予防対策をご紹介します。
スーパー入り口に洗面台が設置され手洗いが義務付けられています。 |
入店時に体温チェックがあります(大型店舗のみ) |
レジに並ぶ適切な間隔ごとに足型シールが貼られています。 |
店員はマスクの上に、顔面を覆うシールドマスク、手袋を着用しています |
緩和初日、肉や牛乳はありませんでしたがそのほかの生鮮食品ならびに品ぞろえはほぼ通常通りでした。 |
他の企業も同じく、銀行など来客がある場所のみならず、会社などにおいても入り口への手洗い場の設置が要請されています。
昨年4月に起きた同時爆破テロ事件。事件後、すぐにホテルや各商業施設に金属探知機やX線荷物検査機などが設置されました。
今回のコロナもしかり。スリランカは何かが起きたときの企業の対応がとても迅速なのを感じます。
国内が少しづつ動きだしました。
といっても感染者がゼロになったわけではありませんので、感染者を抑えながら経済活動を再開させていくことになるかと思います。
政府は状況が安定して推移するようであれば、6月にも全面解除をする予定であることを示唆しています。
現在は、外国からの入国を全面停止していますが、国内が全面解除になれば一定の条件下で入国受け入れを再開していくものと思われます。
日本とスリランカの感染者数比較(5/11発表時点) |
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