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3月, 2020の投稿を表示しています

スリランカ 1週間の入国禁止(2020年)

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 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、スリランカ政府は 3/19~3/25の1週間(※)バンダラナイケ国際空港への航空機の着陸を許可しないと ( 下記の追記を参照 )宣言しました。 事実上1週間の入国停止 ( 延長となりました。詳細は 下記の追記を参照 )となります(スリランカ国内の他3空港は閉鎖済み) ※当初の報道は3/18~3/31の2週間とされていましたが、1週間に短縮されました(韓国、イラン、ヨーロッパ12か国、カナダ、バーレーン、カタールは3/29までの渡航規制) ( 下記の追記を参照 )。 3/26以降については国内状況に応じて延長の可能性もあります ( 下記の追記を参照 )。 追記: 入国のための全ての到着便が「再開の通知があるまで(実質、無期限停止)」までとなりました。 3/24に全渡航者の全ての種類のビザ(観光、ビジネスなど)の発給が当面の間停止と発表されました。 詳細は下記のとおりです 発表はスリランカ民間航空局によるもの(CAASL: Civil Aviation Authority of Sri Lanka) ● 旅客機乗り入れ停止期間 3/19午前4時から 3/25午後23時59分まで ※ の到着便が対象 となります ※追記参照 (実質1週間の渡航者の入国禁止)。 例外は下記のとおりです 1. ストップオーバーやトランジットでの乗り継ぎならびにスリランカからの出国(離陸)便 2.空港への緊急着陸 3.貨物輸送業務と人道的支援によるフライト 4.テクニカルランディング(給油のための着陸) 5. 乗客なしのフェリーフライト(回航) ーーーーーー 突然の入国禁止に驚かれる方も多いかとは思いますが、現在スリランカは到着後、政府指定の隔離検疫施設にて2週間の隔離検疫が必要とされているイタリアや韓国からの帰国者の 約2200名が現在国内16か所の指定隔離検疫センターに収容されて検査を受けています 。検疫中の検査結果、陽性が判明した人はそのまま入院治療に入っています。 しかし一方で、隔離検疫対象期間前に帰国したり、対象国から渡航ルートの変更して入国したり、到着後の検疫施設へのプロセスを踏まずにいる人が約1500~2000名いるといわれ、国内の感染はここからも広まっているとみられ、

スリランカのCovid-19対策について(2020年)

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3/17追記 3/19(4時)から3/25(23時59分まで) バンダラナイケ国際空港(通称コロンボ空港 BIA)への到着便全便に対しての着陸が不可となりました。 事実上の入国不可 です。 トランジットによる乗継やスリランカからの出国便については許可 されています。。 新型コロナウイルス感染症(Covid-19)について、過去2つの投稿をしていますが、スリランカでは 1/27に国内初の感染者となった中国人旅行者(入院回復後帰国済み) 以降感染者はいませんでしたが、 3/11にスリランカ人として初の感染者 が出ました。 国内累計では2例目となったスリランカ人はイタリアからの観光客(すでに帰国済み)に同行していたドライバーガイドということで 海外からの渡航に対する措置が厳しくなっています それを受けて、 スリランカ政府観光局(SLTDA) は、国内で新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の拡散防止のため、 スリランカ政府が講じている2020年3月13日10時の時点の措置 について下記のようにまとめ発表しました。 発表から1日後、現況ならびに措置内容等は変更されていますので、その箇所については追記の注釈を入れました。 日本語訳(要約)や追記は私投稿者によるもので、政府観光局によるものではありません 。 <政府観光局による発表文書(3/13 午前10時の情報に基づく)> •3/13時点の国内感染者は2名( 追記:3/14時点で5名 )で、指定病院にて治療中。陽性者の1人はイタリア人観光客のグループに同行していたドライバーガイドで、もう1人はガイドと宿泊を共有していた者。 •現在検査中の総数は29人( 追記:3/14時点で64名 )。現在までスリランカではCovid-19による死亡者はなし。 • イタリア、韓国、イラン からの渡航者は到着後14日間スリランカ政府によって病院で隔離検疫( 追記: 3 /15~3/29まで左記の国に加えてヨーロッパ8か国※からの入国禁止 に変更  ※フランス、スペイン、ドイツ、スイス、デンマーク、オランダ、スウェーデン、オーストリア ) •保健省からの指示により イラン、イタリア、韓国からスリランカへの全フライトは3/14~3/28の2週間キャンセル ( 追記:3/16からイギリス

新型コロナウイルス感染症(スリランカの現状)2020年

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 いまだ終息の気配のない 新型コロナウイルス感染症 ですが、日本からの渡航者ならびに日本国パスポート保持者に対して入国制限措置及び入国・入域後の行動制限をとる国が増えてきました。 特に3/3付けで インド が、日本,イタリア,イラン及び韓国人に対して3月3日以前に発給されたあらゆる査証(ビザ)は無効とし実質発給の停止措置を発表したため、インドの近国であるスリランカの状況に対する問い合わせが増えています。 現時点(3/4)でスリランカは、日本からの渡航者ならびに日本国パスポート保持者に対して、入国制限措置はとっていません 。 3/4現在、入国に際して追加スクリーニングなど追加制限措置があるのは 中国ならびに韓国の2か国 となります。 ※ スリランカ政府は 3/3付け で、スリランカ人の居住が多く一時帰国者の増加も予測される イタリア,韓国,イランからの渡航者 (国籍、出身国関係なく) に対して、14日間の検疫措置を行うと発表しましたが、まだ内閣承認並びに施行はされていません(。 3/5追記 :上記3ヶ国(イタリア、韓国、イラン)からの渡航者の14日間の隔離検疫期間の受け入れ施設(病院)が発表されましたので受け入れ態勢が整い次第、近日施行される見通しです( 追記3/10より施行 )。施行されると、この 3 か国からの渡航者全員 ならびに スリランカ渡航の過去14日間に対象の国に渡航歴がある者 が対象 となり、14日間隔離検疫となりますのでこれらの国からの観光渡航は実質不可能となるため、おそらく渡航者は帰国者や、一時帰国者となる見込みです。 現在スリランカへの渡航者は全員に健康申告書(Health declaration form)の提出が求められています 。 健康申告カードは通常機内で配られるか到着後の空港内で配布されます(下記画像)。 健康申告カード(該当欄に✔か、記入欄は英語で記入) 現在スリランカの空港( BIA :バンダラナイケ国際空港(コロンボ空港)・ MRIA :マッタララージャパクサ空港・ JAF :ジャフナ空港)では、 サーモグラフィーによる体温スクリーニングが行われています 。 中国ならびに韓国からの到着便に関しては、別のスクリーニングラインが設けられ、スクリーニングを通過するまでは他の国からの