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スリランカのCovid-19対策について(2020年)




























3/17追記
3/19(4時)から3/25(23時59分まで)バンダラナイケ国際空港(通称コロンボ空港 BIA)への到着便全便に対しての着陸が不可となりました。事実上の入国不可です。
トランジットによる乗継やスリランカからの出国便については許可されています。。

新型コロナウイルス感染症(Covid-19)について、過去2つの投稿をしていますが、スリランカでは1/27に国内初の感染者となった中国人旅行者(入院回復後帰国済み)以降感染者はいませんでしたが、3/11にスリランカ人として初の感染者が出ました。

国内累計では2例目となったスリランカ人はイタリアからの観光客(すでに帰国済み)に同行していたドライバーガイドということで海外からの渡航に対する措置が厳しくなっています

それを受けて、スリランカ政府観光局(SLTDA)は、国内で新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の拡散防止のため、スリランカ政府が講じている2020年3月13日10時の時点の措置について下記のようにまとめ発表しました。

発表から1日後、現況ならびに措置内容等は変更されていますので、その箇所については追記の注釈を入れました。

日本語訳(要約)や追記は私投稿者によるもので、政府観光局によるものではありません

<政府観光局による発表文書(3/13 午前10時の情報に基づく)>

•3/13時点の国内感染者は2名(追記:3/14時点で5名)で、指定病院にて治療中。陽性者の1人はイタリア人観光客のグループに同行していたドライバーガイドで、もう1人はガイドと宿泊を共有していた者。

•現在検査中の総数は29人(追記:3/14時点で64名)。現在までスリランカではCovid-19による死亡者はなし。

イタリア、韓国、イランからの渡航者は到着後14日間スリランカ政府によって病院で隔離検疫(追記:3/15~3/29まで左記の国に加えてヨーロッパ8か国※からの入国禁止に変更 ※フランス、スペイン、ドイツ、スイス、デンマーク、オランダ、スウェーデン、オーストリア

•保健省からの指示によりイラン、イタリア、韓国からスリランカへの全フライトは3/14~3/28の2週間キャンセル(追記:3/16からイギリス、ノルウェー、ベルギーも追加)。

•イラン、イタリア、韓国からの渡航者の制限:イラン、イタリア、韓国からの渡航客ならびに過去14日間にこれらの国のいずれかに滞在した者は3/14~3/28の2週間入国受け入れ停止(追記:3/15~3/29まで左記の国に加えてヨーロッパ8か国※からの入国禁止に変更 ※フランス、スペイン、ドイツ、スイス、デンマーク、オランダ、スウェーデン、オーストリア)

•スリランカ到着時に空港で取得するオンアライバルビザは、全渡航者に対して再開の通知があるまで発給停止。ビザが必要な国からの渡航者は渡航前にビザを取得することが必須(次の項目参照)。

•スリランカ渡航予定者はを、出国前にhttp://www.eta.gov.lk/slvisa/でオンラインでビザ申請ならび承認が必須。(追記:電子渡航認証ETAでの発給が停止されている国は中国。中国パスポート所有者は渡航前に大使館もしくは領事館にてビザの申請が必要)

•現在(2/26~4/30)、48か国にたいして観光ビザの取得費用免除制度があるが、中国、イタリア、韓国、イランパスポート保持者は右記入国管理局の公式ページより最新の情報を確認のこと:http://www.immigration.gov.lk/

•スリランカは現況に応じて必要な措置を講じている。空港では体温スクリーニング等で24時間の監視を実施

•スリランカへの入国者は入国時に全員、健康状態や渡航歴、スリランカ国内の滞在先と連絡先を含めた健康申告書の提出が義務
(追記:健康申告書の見本は1つ前のブログ投稿に載せています→『新型コロナウイルス感染症(スリランカの現状)』)

スリランカ入国後は2週間は自分自身で健康状態を観察すること。何か症状がある場合は直ちに医師の診察を受けるように要請。

ーーー
以上が政府観光局がまとめた3/13現在の措置です。

現時点で、日本からのフライトならびに日本パスポート所持者に対する入国制限ならびに入国後の行動制限はありません(スリランカ渡航14日前に入国禁止国に渡航歴のある方は除く)。

しかし状況は日々変わりますので、日本からの渡航を考えている方は常に最新の情報を入手するようにしてください。

外務省海外安全ページ(↓下記をクリックすると該当ページに移動します)
日本からの渡航者・日本人に対する 各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限

各国・地域における新型コロナウイルスの感染状況

上記以外のスリランカ政府の3/14時点での対応ならびに決定措置
-国内移動を控えるため3/16を休日に指定
-3/15~3/29国立公園、国立動物園、国立植物園の閉鎖
-学校(幼稚園から大学、インターナショナルスクールも含む)の休校(3/13~4/20)
-塾などのプライベートクラスの休校(~3/27)
-公共交通機関である列車ならびにバスの全消毒(3/14から順次)
-就労のための海外渡航の制限
-政府による留学やプログラム等による海外学生派遣の停止
-大規模イベント、集会の自粛要請
-映画館の閉鎖(再開日は未定)

3/16追記と補足******
現在在スリランカ日本大使館からの在留者や旅レジ登録者に【注意喚起】 新型コロナウイルス感染症(累計19例目)のメールが届いています。

15日21時時点で累計19名の新型コロナウイルス感染者(治癒後帰国済みの中国人を含む)が確認とありますが、そのうち7名は到着後政府指定施設にて2週間の隔離検疫の対象となったイタリアからの便の搭乗者で隔離施設内での陽性確認となりますため、それ以外の国内感染者とはやや事情が異なる気がします。
現在到着後政府指定の検疫施設で2週間の隔離検疫対象となり、施設に収容されている人数は約1,500名となりますので、今後そこからの陽性確認者も出てくるかと思いますが、日本のクルーズ船同様合計した人数の発表は誤解を招きかねないと思いましたので、追記補足しました。

*****補足終わり

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