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スリランカ鉄道といえば、紅茶畑や山間部の景色が楽しめる高原列車(アップカントリーライン)が有名ですが、海岸沿いを走りインド洋の景色が楽しめる海岸列車(コースタルライン)も人気です。この路線は、スリランカ最大の商業都市コロンボ(Colombo)や旧市街が世界遺産に指定されているゴール(Galle)も含まれますので、列車を使ってコロンボ(フォート駅)からゴール方面への移動を考えている方もいるかと思います。上記は、2025年8月時点のオンラインで表示される🔗Sri Lanka Railwaysの時刻表ですが、掲載の時間と実際の運行時刻が異なることは多々ありますので、乗車駅に確認(列車番号で問い合わせ)するか、オンライン時刻表に記載のある時間よりも早めに駅に行くことをお勧めします。
しかし、コロンボ(フォート駅)からゴールへの列車移動にはちょっと注意が必要です。
その注意点について、ゴールまでのその他の公共交通移動方法について取り上げたいと思います。
❶ フォート(Fort)駅*は始発駅ではない*正式名称はColombo Fort駅
フォート(Fort)駅はコロンボ最大の駅で、キャンディやヌワラエリヤ方面などのアップカントリーラインの始発駅であります。しかしコースタルラインの始発駅は、フォート駅の隣のマラダーナ(Maradana)駅となります(フォート駅始発もあります。②の時刻表参照)。
この路線は通勤通学の利用客が多いため、利用客の多い時間帯はフォート駅に到着した時にはすでに座席に空きがないばかりか、フォート駅でさらに乗り込むので満員状態で、乗車時間の半分近くが立ちっぱなしとなることもあります。
フォート駅からマラダーナ駅までは約2kmの距離です。コロンボ始発の列車でなければマラダーナ駅からの乗車をお勧めします。
ただ始発駅であっても、利用客の多い時間帯は列車の入構と同時に席の争奪戦となります。
日本のようにきちんと整列していないばかりか、乗車位置が定まっておらず、乗車口に人が殺到しますので、身の安全(スリも含めて)に気を付けてください。
❷ 列車によって所要時間に差がある
日本でも急行と各駅停車では所要時間が異なるように、スリランカも列車のタイプによって所要時間が異なります。
フォート駅からゴール駅までの移動時間は一番早くて2時間9分、一番遅くて3時間40分かかります(遅延や各駅の発車時刻の遅れにより、実際は記載の時間よりも所用時間がかかります)。基本的にEXPRESS TRAINとあれば急行ですが、列車によって停車駅が異なるため所要時間は異なります(下記の時刻表をご参照ください)
📝Colombo Fort駅の電話番号;0112432908(24時間対応)
📝Galle駅の電話番号;0912232271(営業時間6:00-18:00)
コロンボ・ゴール間を列車移動したい場合は、下り(コロンボからゴール)よりも上り(ゴールからコロンボ)をお勧めします。逆区間(ゴール駅からコロンボ ペター駅まで)の午後(夕方前の通勤通学の利用客が少ない時間帯)の列車であれば、ゴール始発でなくても座れる可能性が高いです。また、コロンボ行きのA/Cバスがある📍Galle Central Bus Standが近接しているので、席に座れなかったり大幅な遅延の場合はバスに変更することもできます。※ちなみに、マークンブラ(後述参照)行きの高速バスは道路を渡って向かいの📍Highway Bus stopから出ています。
上記も、2025年8月時点のオンラインで表示される🔗Sri Lanka Railwaysの時刻表ですが、掲載の時間と実際の運行時刻が異なることは多々あります。❸ ほとんどが2,3等車編成
コースタルラインの列車はほとんどが2等車3等車のみの編成となります。2等車は扇風機がついた客車、3等車には扇風機もついていません。時間帯によっては満員となるので、停車中は暑くて不快に感じるかもしれません。
エアコン(A/C)の付いた客車があるのは、下り(ゴール方面行き)はNo.8056ならびにNo.8058、上り(コロンボ方面行き)はNo.8057、No.8059(上記②の時刻表参照)のみとなりますが、下りは午後出発のため日帰りでのゴール観光を予定している場合は、利用しにくいと言えます。また、エアコン付き客車は全席指定となりますので、事前に窓口または🔗オンライン予約が必要です(指定席券は乗車日の30日前に発売となります)。
❹ 遅延や運休が多い
スリランカの鉄道は遅延が多いことで知られていますが、この路線も同じです。何らかのトラブルで始発駅から遅れることもよくあります。また、時刻表では停車時間が1分となっている駅でも実際の停車時間は1分以上の所が多く、少しづつ遅れが生じます。ストライキなどによる運休も多くあります。
まとめ
最初に述べたように、コースタルラインは海岸沿いを走るのでとても景色の良い路線ですが、長距離の移動手段としてはあまりお勧めしません。
コロンボからゴールまでの公共交通機関の移動は、個人的には📍ペター(Pettah Private Bus Stand)から出ているA/Cバス[Route 02 GALLE-COLOMBO]の利用がお勧めです。
このバスは、高速道を使用せずに下道(ゴールロード/Galle Road)を走りますが、中型バスで乗車人数が限られているため停車回数も少なく、2.5~3時間弱で移動することが出来ます。また、ゴールロードもインド洋と並行して走る区間が複数箇所ありますので、車窓も楽しめます。時刻表はありませんが、45分~1時間に1本の運行頻度です。
コロンボフォート駅からペタープライベートバススタンドは約500メートルの距離なので、フォート駅に行って大幅な遅延や運休が分かった時に、バス移動に変えるのも一案です。
以前はペター(Pettah)発ゴール行きの高速バスもありましたが、現在ゴールまでの高速バスはマークンブラ📍Makumbura Multimodal Center (MMC)発に変更になっています(運行間隔30分に1本)。マークンブラ・ゴール間の高速バスでの所要時間は約80分です。しかし、ペターからMMCまでは約20kmの距離にも関わらずどのルートも交通量が多く渋滞しやすいので、渋滞状況によっては1時間強かかることもあるため、ペター(またはGalle Road/Duplication Road沿いの停留所)からゴールに向かうならば、上記で紹介したRoute02のA/Cバスが楽です。お勧めの乗車区間
長距離の列車移動はあまりお勧めできませんが、近距離の乗車体験ならお勧めです。近距離であれば列車本数も多く、下車後もバスや自動三輪車、配車タクシーなどで簡単にコロンボ中心地に戻ることが出来ます。
↑通勤時間帯を避けた9時~17時間(もちろんこの時間帯前後も列車は多くあります)の各駅停車の時刻表。ただし、12~13時半は学校の終了時間のため通学利用が多くなります(上記🔗Sri Lanka Railwaysの時刻表は実際の運行時刻と異なることが多々ありますので注意)。
例えば、コロンボ(Colombo Fort)駅から隣町のマウントラヴィニア(Mt.Lavinia)駅までは、乗車時間約30分弱です。マウントラヴィニア駅は、1806年に英国総督の別荘として建てられた歴史のあるコロニアルホテルの🔗マウントラヴィニアホテル(Mount Lavinia Hotel)に直結しているので、ホテルのランチブッフェなどの食事やお茶をしてコロンボに戻るのも一案です。
もっと近距離ならば、コルピティヤ(Kollupitiya)やバンバラピティヤ(Bambalapitiya)までの乗車もお勧めです。わずか10分程度の乗車ですが、フォート駅を出発すると列車はすぐに海岸沿いに出ます。海とコロンボの高層ビル群の迫力ある景色が十分に楽しめます。ちなみにバンバラピティヤ(Bambalapitiya)駅は、人気のファブリックショップのベアフット(Barefoot)などのお土産に最適なショップが徒歩圏内にあります。
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婦人画報 2024年12月号;13ページにわたるスリランカ特集
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