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【スリランカ】シーギリヤ/ダンブッラまでバス移動

少しでも旅費を押さえたい、ローカルの雰囲気を味わいたいと鉄道やバスといった公共交通機関を利用して旅をする方もいることでしょう。

公共交通機関の利点は何といっても金額。チャーターカーやタクシーよりも割安で移動することが出来ます。一方で自分のタイミングで移動することが出来ない、時間がかかる、混雑していて座れないなどの欠点もあります。

今回はスリランカ最大の商業都市コロンボ(Colombo)から世界遺産のあるシーギリヤ(Sigiriya)やダンブッラ(Dambulla)に公共交通機関の一つA/C付きバスで行く方法を紹介します

(📝観光情報)

コロンボからシギリヤ、ダンブッラを終着としたバスはありませんので、ダンブッラを経由するバスを見つける必要があります。シギリヤに行く場合もまずはダンブッラを目指します

ダンブッラを経由するA/C付き長距離バスは、いくつか行先がありますが、日中利用しやすいのはアヌラーダプラ(Anuradhapura)行きのルート15番のバス。

アヌラーダプラ行きのA/C付きバスを利用する場合、下記の点に注意が必要です。

1. 乗るのは中型バス

A/Cバスかどうかの見極めは、バスのタイプです。スリランカのバスのタイプは大まかに3つあります。幼稚園の送迎車のような中型バス、路線バスのような大型バス、観光バスのような中型・大型バス。この中で路線バスの形状のバスは、A/Cバスではありません

特に路線バスの形状のバスでもSのマークがあるものはセミラグジュアリーバスと呼ばれますが、ノーマルと同じくA/Cはありません

↑上記はSのマークがあるセミラグジュアリーカテゴリのバスですが、A/Cはついておらずノーマルバスと差はありません。(上記写真はD.S.Gunasekara TravelのFBより転載)
↑上記のタイプの中型バスはA/C付きのバスになります(上記写真はSri Lankan BusesのFBより転載)
↑上記の観光バスタイプもA/C付きのバスになります(上記写真はSri Lankan BusesのFBより転載)

2. 乗るのはルートナンバー15(15-1/15-1-1)

アヌラーダプラ行のバスは、3つのルートが混在しています。

ダンブッラを経由するのはルート15-1ルート15-1-1です。

ルート04は西海岸沿いのプッタラム(Puttalam)を経由するルート(アヌラーダプラに行く場合は、このルートが一番早いです)。ルート57はクルネーガラ(Kurunegala)でワーリヤポラ(Wariyapola)方面のエッラロードに入り、タンブッテーガマ(Tambuttegama)を経由するルートで、いずれもダンブッラ(Dambulla)は経由しません。

3. 料金は、ダンブッラの先の料金で徴収されることがある

このバスの目的地はアヌラーダプラであり、ダンブッラはその通過点となります。バス会社ならびに時間帯によってはダンブッラまでの乗車でも、その先(最大は終点のアヌラーダプラ)までの運賃が徴収されることがあります

4. 正式な時刻やバスのタイプは、各運営バス会社に確認が必要

このスリランカのバスは、国営(SLTB-Sri Lanka Transport Board)と民間があります。各ルート複数の民間のバス会社が運行しています。

バスの運行時刻を知るには🔗https://bustimetable.lk/が便利ですが、最新情報でないため、時刻が異なっていたり撤退しているバス会社があったりします。

そのためこのサイトの有効な活用方法は、乗りたいと思う時間帯の運行会社に問い合わせて現在の運行スケジュールやバスのタイプを確認することです。バス会社によっては席の確保をしておいてくれるところもあります。

下記は🔗https://bustimetable.lk/に掲載されているコロンボ発アヌラーダプラ行の時刻表です。[Bus Name]という列にある名前が運行バス会社と運行番号です。[Contact]はバスの乗務員の番号であることがほとんどなので、出発間際や業務終了後の時間など応答しないこともあるので、電話をかける時間に注意が必要です(使用されていない番号であることもあります)。[Route]の行は、バスのルート番号が掲載されています。上記のNo.2で述べたように、ダンブッラを経由するのはルート15-1ルート15-1-1です(下記時刻表で赤枠で囲んであるのが15-1/15-1-1)。

「ラグジュアリーバススケジュール」とありますが、上記No.1で述べたとおり、路線バスの形状のセミラグジュアリーバス(A/Cはなし)も混在しているので確認が必要です。
2023年7月の時点で、上記のスケジュールでは10時発となっているDevindi Super Service(NC-3850)は9:50コロンボ発のA/Cバスで、13:20頃ダンブッラ到着でした(出発時間はさらに変更になっている可能性あり)。

5. 明確な降車場所がない

ダンブッラは通過点なので、ターミナルのバススタンドには入らず、道路沿いでの停車となります。分かりやすいのがキャンディ方面からの道路と合流する📍クロックタワー。ここから📍シギリヤへのバス乗り場は北側に歩いて300メートルほどです。

●ダンブッラからシギリヤへのバス

ダンブッラからシギリヤ方面は、ローカルバスが約40~1時間に1本の割合で出ています。📍シギリヤへのバス乗り場は看板があるわけでなく、近・中距離のバスが待機している場所ですので、付近の人に「シギリヤバス」と」聞けば、バスを教えてくれるかと思います。

(ダンブッラ発シギリヤ行のバスの始発は、クロックタワーをキャンディ側に約400メートル南下した📍ダンブッラバススタンドです)

ダンブッラからシギリヤロック近くの停留所までの距離は15kmほどの距離です。1時間待って各停のバスで約40分かけてシギリヤにいくよりは、料金はバスよりかかりますが自動三輪車(トゥクトゥク)で向かうと時間の節約になります。

またシギリヤの宿泊場所に向かう場合、バスのルートから外れていると降車後に足が確保できなくなるので、この場合もダンブッラで自動三輪車(トゥクトゥク)を確保した方が良いかと思います。

公共交通機関を使うと安上がりであることは確かです。しかし、時間が多くかかったり立ちっぱなしになったり、時間も気力も体力も使ってしまうものです。
公共交通機関のなかでもA/Cバスを選んだり、近距離の箇所はタクシーや自動三輪車を使ったりと、組み合わせることで価格は押さえながらも快適な旅ができるかと思います
(📝ダンブッラのホテル)

📝旅の準備や旅行中に役立つ人気の旅行ガイドブック

婦人画報 2024年12月号;13ページにわたるスリランカ特集

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