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ヘリタンスカンダラマ(Heritance Kandalama)は、スリランカを代表する建築家ジェフリー・ バワ(Geoffrey Bawa)が手がけたホテルです。彼が設計したスリランカ国内のホテルの中で、内陸部に建つ唯一のホテルとしても知られています。
客室や館内については、過去の記事で詳しくご紹介しました。

2. トクモンキー/Toque macaque(Toque monkey):Macaca sinica※スリランカ固有種
さらに、ホテルを囲む森林や庭園では数多くの野鳥を観察できます。館内や周辺を自由に散策しながら鳥を探すのも楽しいですが、ホテル専属のネイチャリストが案内するバードウォッチングツアー(有料)への参加もおすすめです。ツアーは午前6時30分頃から約1時間30分。日中に観光を予定している方でも気軽に参加できます。

答えを知ることはできませんが、1000年後へのメッセージに思いを馳せるのも、この場所ならではの楽しみ方かもしれません。
↑本ではなく、データで持ち歩きたい方にお勧めなのは、Kindle版がある【🔗Birds of Sri Lanka (Helm Wildlife Guides) (English Edition)】
今回は、「自然観察編」です。
「自然に回帰するホテル」「自然と一体化したホテル」と評されるヘリタンス カンダラマ。建物全体が緑に覆われた外観は、このホテルを象徴する風景のひとつです。
建設にあたっては、もともとあった樹木の伐採を最小限に抑えたといわれており、周囲の自然環境を最大限に生かして建てられています。特に高低差のあるシギリヤウィング側では、1階部分が高床式の構造となっており、雨水が建物の下を自然に流れるよう工夫されています。また、この空間は野生動物たちの通り道としても機能しています。
そのため、ホテル滞在中にはさまざまな生き物と出会うことができます。
宿泊中に最も高い確率で見かけるのがサルです。
サルたちにとって、このホテルはまるでジャングルジムのような存在。建物の外壁や樹木を伝って客室のバルコニーまで簡単にやって来ます。そのため、客室のバルコニーには「サルに餌を与えないでください」「扉を開け放したままにしないでください」といった注意喚起のステッカーが貼られています。
ホテル周辺で見られるサルは主に3種類です。1. ハヌマーンラングール(ハイイロオナガザル)/Gray langur:Semnopithecus priam
3.パープルフェイスリーフモンキ―(カオムラサキラングール) /Purple-faced langur(Purple-faced leaf monkey):Semnopithecus vetulus※スリランカ固有種
このサルは前述の2種に比べて警戒心が強く、人の近くにはほとんど現れません。そのため見つけるのは少し難しいですが、早朝の静かな時間帯にプール周辺の樹木や、ホテルから湖へ向かう途中の林で見かけることがあります。余談)グレイラングールとパープルフェイスリーフモンキーの見分け方
両者を並べて見ると違いは一目瞭然ですが、どちらか一方だけを見た場合は判別に迷うかもしれません。
グレイラングールは頭頂部が尖った特徴的なシルエットをしており、顔は黒色です(幼獣を除く)。尾は灰褐色をしています。一方、パープルフェイスリーフモンキーの尾はより明るく、白に近い灰色です。
最も分かりやすいポイントは行動です。地上を歩いていたり、人の近くにいたりする場合は、ほぼ間違いなくグレイラングールです。
サル以外にも多くの動物が生息しています。
スリランカではヤシリス(Palm Squirrel)は都市部でも頻繁に見かける身近な動物ですが、ヘリタンス カンダラマではスリランカオオリス(Grizzled Giant Squirrel)も比較的よく見られます。
スリランカに生息するオオリスには黒色系統(R. m. macroura/R. m. melanochra)と白色系統(R. m. dandolena)がいますが、ホテル周辺で見られるのは主に白色系統です。
また、ホテルはバードウォッチングのスポットとしても知られています。
シギリヤウィング1階の一角では、照明付近にニシヒメアマツバメ(Little Swift)が巣を作っており、館内や庭園の上空を飛び回る姿を見ることができます。
このツアーの参加者には、ヘリタンス カンダラマとFOG SL(Field Ornithology Group of Sri Lanka)が共同制作した特製フィールドガイドが配布されます。
FOGSLはスリランカの鳥類研究・保護を行う団体で、多くのフィールドガイドを出版しています。この冊子には、ホテル周辺で確認されている138種の鳥類が掲載されており、ドライゾーンを旅行する際のガイドとしても役立ちます。
館外スポット)
ホテルから駐車場方向へ少し歩くと、「エコパーク」があります。
ヘリタンス カンダラマは環境保全活動にも力を入れており、ホテルから出る廃棄物の分別やリサイクルを積極的に実施しています。エコパークでは、そうした取り組みを実際に見学できるほか、ハチやヘビなどの生き物も飼育されています。
館外の隠れたフォトスポット)
ホテルのエントランスから少し離れた場所にある小高い岩山に登ると、その頂上には巨大な足跡のモニュメントがあります。
「Kandalama Millennium Foot」と刻まれたプレートによると、このモニュメントは2000年に設置され、2999年に開封される予定とのこと。
いったい何が埋められているのか――。答えを知ることはできませんが、1000年後へのメッセージに思いを馳せるのも、この場所ならではの楽しみ方かもしれません。
2025年8月追記)ホテル近隣の樹木園『🔗ヘリタンスカンダラマに近いバワ建築(ネイチャーアクティビティ―スポット)』
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↑本格的バードウォッチング目的の方にお勧めのフィールドガイド【🔗Birds of Sri Lanka 】
↑持ち歩きしやすい大きさで旅行でよく見られる鳥類も網羅しているので、旅行中に観光と合わせてバードウォッチングを楽しみたい方にお勧めのフィールドガイド【🔗A Photographic Guide to Birds of Sri Lanka】↑持ち歩きしやすい大きさなので、旅行中に観光と合わせて動物(哺乳類)観察を楽しみたい方にお勧めのフィールドガイド。Kindle版もあるので、データで持ち歩きたい方にもおすすめです。【🔗Mammals of Sri Lanka (Pocket Photo Guides) (English Edition)】












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