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ルヌガンガ(Lunuganga) 各部屋公開&ルーム解説(前編)

ルヌガンガのGlass House(旧Glass Room)Cinnamon Hill Houseについては後編『ルヌガンガ(Lunuganga)各部屋公開&ルーム解説(後編)+ルヌガンガを満喫するポイント(←クリックすると該当記事にリンクします)をご覧ください。
また、ルヌガンガに隣接する「エナハウス」(Teardrop社では「ルヌガンガ」として宿泊管理)については『70km動いた家 (エナハウス / No.5)』(←クリックすると該当記事にリンクします)をご覧ください。
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スリランカを代表する建築家ジェフリーバワ(Geoffrey Bawa)の週末の住処で理想郷とも言われるLunuganga(ルヌガンガ)

スタッフの解説を聞きながらルヌガンガの庭を回るガーデンツアー(11:00/14:00/15:00)昼食付きは10名以上の事前予約制※2025年追記:現在ガーデンツアー参加者の飲食は、新設されたガーデンハウスの下にあるガーデンカフェ(10-17時)で提供。メインハウスでの飲食の提供は宿泊者のみとなっています。も人気ですが、ルヌガンガは機会があればぜひ泊まってほしい場所です。
それは、太陽の動きや時間帯ごとに見える表情が異なるからです。
また下記の写真のように、夜は夜でライトアップされ、太陽光の昼間とは異なる雰囲気となり、昼間とは違った美しさを目の当たりにすることができます。
メインハウスのリビング
メインハウスのシッティングスペース(1948年の購入当時はカーポートだった場所)
ルヌガンガ内は現在5棟6部屋(2022年12月より5棟7部屋)に宿泊が可能です。

ルヌガンガの宿泊は、元はジェフリーバワ財団(ルヌガンガ財団)が管理をしていましたが、2020年7月よりTeardrop社が運営を引き継ぎました。

Teardrop社は17世紀のタウンハウスをリノベーションしたホテルFort Bazaarや、紅茶農園主のバンガローをリノベーションしたGoatfellNine Skies, Camellia Hillsなど、スリランカに7つのラグジュアリーブティックホテルなどを展開している会社で、ホスピタリティに溢れたきめ細やかなサービスや食事に定評があります。

Teardrop社に運営が引き継がれて、大きく変わったのが宿泊条件。
ルヌガンガはこれまで12歳以下の宿泊ができませんでした。しかし現在は12歳以下でもCinnamon Hill HouseとGate Houseのみ宿泊が可能となっています(いくつか諸条件あり)。また、これまでトリプル(3名様一室)利用はできなかった(3名の場合は2部屋を予約)のが、ルームカテゴリによってはトリプルの利用ができるようになっています。
そして部屋の名前(ルームカテゴリ)も変わっています。名前の新旧や建築年代もあわせて下記より紹介します。

この回では3棟3室について書いています。

Main House Studio(旧Guest Suite)-1930年代※バワによる改築は1948年以降】-最大利用2名
バワの部屋のある母屋は、この土地(ゴム&シナモン農園)を購入した時にすでにあったバンガローで、バワにより改築されました。改築といっても入り口を変更したり、間取りを変えたりと大きな変更が加えられています。
メインハウス(デドゥワ湖側から)
エントランス側から入って左がバワの部屋(通常非公開※2022年11月追記:12月より『The Geoffrey Bawa Suite』として宿泊可能になりました)。右がMain House Studio

メインハウススタジオバワの部屋(※2022年12月より『The Geoffrey Bawa Suite』として宿泊可能(一室最大2名)になりました)向かいにあり、ルヌガンガを訪れたバワの友人など、ゲスト用の部屋でした。
小さい坪庭も含め部屋に入ると、外からは中を伺うことのできない完全なプライベート空間となります。
室内はバスルームへの出入り口を除いて扉などの仕切りはありませんが、3つに分かれています。
各スペースにデスクとチェアがおかれており、さらに椅子も追加で置かれており、好きな場所で好きに腰掛けられるようになっているのも、バワらしいインテリアの配置ともいえます。
一つ目の部屋に入ると鏡台やソファ兼荷物置き場がおかれた小さなエントランスエリア(上記写真左)。
そして左に入るとメインのベッドエリア(上記写真右と下記写真左)
ベッドの足元に置かれた3枚のプロペラは、灯油式(熱で回る)扇風機です。機械音が嫌いなバワはこの扇風機を好んでいたとのことで、バワの部屋にも同じものがおかれています(現在はエアコンが設置されています)。
坪庭への出入り口前にもデスクがおかれたシッティングエリア(上記写真右と下記写真右)。荷物スペース&ベンチの上にはラキセナナヤケ(Laki Senanayake)が描いたルヌガンガのサイトプラン(1962年)が飾られています(下記写真右)
バスルームは2つのバスタブ(一つはシャワー用)と作り付けのトイレがおかれており、箱庭側に窓がついています(写真左)

プライベート空間として確立されているため眺望は坪庭だけとなりますが、内装もアンティーク品が多く、他の部屋に比べて落ち着いたトーンの印象を受ける部屋です。
バワのゲストとしての体験や、バワ好みのインテリアや絵画に興味がある方にお勧めの部屋です。
※2022年11月追記:これまで非公開であったバワの部屋が12月よりThe Geoffrey Bawa Suiteとして宿泊可能になりました⏬️
追記)The Geoffrey Bawa Suite-1930年代※バワによる改築は1948年以降】-最大利用2名
【↓洗面所】
※追記)上記写真のルヌガンガのサイトプランは2025年時点で取り外されています
【↓プライベートプールと屋外シャワー】※洗面所に面しています
【↓母屋のデドゥワ湖側からみたバワの部屋の西側入り口】
【↓バワの部屋から見た西側出入口】
【↓バワのデスク】

【Gate House(旧Gate House Suite)-1970年代初期】※一室3名利用可
この部屋は、元々あった母屋を除いて一番始めに建てられた家で、バワのアシスタントが使用していました。
一棟二階建てですが、1階と2階は完全に独立しており、Gate House Roomは二階部分となります。上記写真左の階段を上って部屋に入ります。左の写真の右側に小さな入り口がありますが、この家は傾斜のある場所に建てられており、正面左に回ると1階部分の入り口があります(写真右)
ゲートハウスを一言で称するならば"機能美"
玄関のドアを開けると、洗面所(上記写真左奥)やバスルーム(上記写真右奥)も含めて天井が一続きのワンルームとなっています(上記写真)

しかし全てが丸見えにはならず、元は柱として利用されていた梁が、視覚的にも空間を仕切り、それぞれの場所が独立している印象を受けます。
部屋の中央に置かれたベッドの両脇には、天井からカーテンが取り付けられており、蚊帳にも間仕切りにもなります。
入り口のすぐ左手には作り付けのテーブルがあり(上記写真左)、家の側面側には深めにとられた窓枠があり、クッションを置いて腰掛けスペースになっています(上記写真右)
この深くとられた窓枠のスペースは、部屋中央部では両端を壁にして扉を取り付けクローゼットになっており、その先にはカウチを置くスペース、そして洗面所というように、横一連の幅が様々な用途に変化しています(上記写真)
洗面所には窓のほかに、鏡の部分も開閉な窓になっており、通気や換気にも適しています(上記写真左)。バスルームは作り付けのトイレを挟んで左側にバスタブ、右側にシャワーが備え付けられています(上記写真中央と右)

"住まう"に重点が置かれた、まさに生活しやすい機能美が詰まった一室となっていますので、バワの住居デザインに興味がある方やこれから家を建てる方で家づくりの参考にしたい方にお勧めの部屋です。
なお、このゲートハウスは母屋からシナモンヒルに通じるトンネルも家の一部となっています(上記写真)。左の写真右端が入り口で右写真はトンネルを抜けた部分。
トンネルを抜けた壁にはラキセナナヤケ(Laki Senanayake)による壁画が描かれています(上記写真)

【Gallery Studio Suite(旧Gallery Room-1970年代】※一室3名利用可
元々は牛舎として建てられたもので、後にバワのアートコレクションを展示するギャラリーに改装されました。
ルヌガンガの6室の中で一番広い部屋となります。
傾斜のある場所に建てられており、大きく4つのフロアに分かれています。
バタフライポンド側から見た全体(写真左)と、メインハウス&ガーデンルーム側から見た全体(上記写真右)

正面全部が、ガラス張りの入り口(上部写真右)を入ると、メインエリア中央に四柱付きベッドが置かれています(上部写真左)現在は入り口上部は簾が取り付けられています。
入り口外(上記写真右)には、完全なプライベート空間ではないものの、ゴシック様式の装飾が施された中庭があります(写真下)

室内にはバワがデザインした椅子や収集した美術品、スリランカの民芸品やアンティークなどが置かれていています。また建物には寺院や一般の家屋で使われていた梁や柱などが効果的に使われています(写真上下)
ベッドのあるメインルームから小さなクローゼットルームを抜けた先にあるのがバスルーム(写真下)
バスルームには長いベンチもおかれおり(写真下・右)、バスルームだけでも十分な広さです。窓がちょうど見学ルートに面しているため、ガーデンツアーの時間帯は注意が必要です。
ベッドのおいてあるメインルームから扉を開けた半地下はリビングルーム(写真下)
傾斜に沿ってさらに2階に分かれています。屋根は横2列に明かり取りが設けられており、日没まで大変明るい部屋にになっています(写真下)

寺院の梁や欄間、柱や手すりなど別の場所や用途で使われていたものが、部屋のあちこちにはめられていて、まさしくギャラリーそのものです。
ギャラリーとして使われていた為、バスルームなど後付けの箇所もあり、動線がやや不便な部分がありますが、バワのデザインや収集品を堪能できる、美術館にいるかのような非日常の宿泊体験ができるお勧めの部屋です。

余談:牛舎や鶏舎が建てられた経緯)1972年に発足した新政権(William Gopallawa大統領)は、大規模土地の所有者において、制限を超える未使用の土地を買収し国有化する措置を導入しました。当時バワの所有するルヌガンガの土地は10ヘクタールを超えており、未使用土地はその対象となるために、バワは所有の島(メインハウスから見えるデダワ湖の湖岸にある島)を自然保護区に登録して国への譲渡を阻止したほか、牛舎(現在のGallery Studio Suite)や鳥小屋を作り牛や鶏を飼うことで、未使用の土地の買収を回避できただけでなく、緊縮財政における流通が滞る中で、牛乳や卵などを供給することができたとのことです。1978年に政権が変わり(Junius Richard Jayewardene大統領)土地買収の危機がなくなると、バワは牛舎をギャラリールームに改装しました。


以上、3つの部屋を紹介してきました。
残りのGlass House(旧Glass Room)Cinnamon Hill Houseについては後編『ルヌガンガ(Lunuganga)各部屋公開&ルーム解説(後編)(←クリックすると該当記事にリンクします)をご覧ください。
また、ルヌガンガに隣接する「エナハウス」(Teardrop社では「ルヌガンガ」としての宿泊管理)については『70km動いた家 (エナハウス / No.5)』(←クリックすると該当記事にリンクします)をご覧ください
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