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ミダヤセラミック創業53年 〜文通が結んだ日本との縁〜

スリランカの陶磁器メーカーMidaya(ミダヤ)が、本日6/13に創業53周年を迎えました。
Midayaは今年83歳の創業者ダヤシリ・ワルナクラスーリヤ(Dayasiri Warnakulasooriya)氏
4人で始めた家族経営の会社で、現在230名の従業員が働いています。
Midayaは品質と技術に定評があり、オリジナル製品の製造のほかに、国内のホテルやレストラン、ウェッジウッドやロイヤルドルトン、ハロッズなど海外の名だたるブラン
ドの製造も手掛けています

オリジナル製品においても、スリランカの‘ワラン’と呼ばれる素焼きの鍋に釉薬を施してみたり、バナナの葉のお皿やキングココナツのカップ、スリランカのお面やゾウを模った塩コショウ容器などお土産にも最適な、独創性に溢れた商品も多くあります

スリランカを代表する絵本作家のシビル・ウェッタシンハの絵本観光60周年を記念したコラボ商品などアイディア溢れる会社でもあります。

※余談)「かさどろぼう」「きつねのホイティ」などの作家であるシビルウェッタシンハさんについては『よみ継がれる絵本』で記事にしています(←タイトルをクリックすると記事にリンクします)ので、ご興味のある方はこちらもご覧ください。
この陶磁器ブランド設立には、文通が結んだ日本との縁が関わっています

優秀な成績で奨学生でもあったダヤシリ氏は、14歳の時に新聞のペンパル募集欄にあった日本在住のアキコさん文通を始めます。

その頃彼の父親は、イギリスから輸入した球根や陶器を扱う店を営んでいました。
17歳になった彼は、父親のような小売業が将来先細りになると考え、何か自分で会社を立ち上げたいと考えていました。
そして、父親の店でも扱っていた陶器の製造工場を作ろうと考えました。

ずっと続いていたアキコさんとの文通にその事を書くと、彼女からの返事は「日本に来てみれば?」というもの。
何と彼女の父親は、偶然にも陶磁器を輸出している会社の副社長だったのです。

20歳になった彼は船で日本に渡り、瀬戸市で8年間陶磁器の技術を取得しました。

その後スリランカに戻った彼は、1968年に会社を立ち上げます

ちょうどその頃、日本の陶磁器産業は円高の影響でアメリカへの輸出において、他国との価格競争に負けるようになった上、技術者のなり手も減り先細りになっていました。

その事を知ったダヤシリ氏は日本、スリランカ、アメリカの三国間の貿易の構想を打ち立てました。
日本の陶磁器メーカーの製品をスリランカで生産し、アメリカに輸出するという流れです。
そして、1970年に日光陶器(現NIKKO)と業務提携後、陶磁器の世界輸出開始しました。

スリランカに帰国後も、スリランカに日本的経営理念(5Sなどなど)を広めたり多くの貢献をしてきたダヤシリ氏は、2002年に勲四等瑞宝章(現在の瑞宝単光章)も授与されています。

2017年6月には、国士舘大学の創立100周年記念事業の一環「国士舘大学経営学会講演会」のスピーカーとして登壇し、経営学部の学生、教職員ら約300人に向けて講演しました。
講演記録はこちら→『若者よ、海を渡れ-日本を愛するスリランカ実業家からの熱いメッセージ-』(クリックすると講演記録PDFにリンクします)




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