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シーギリヤロックが見える山「ピドゥランガラロック」に登る前に知っておいた方が良いこと

2つ前の記事『世界遺産 シーギリヤロックからのご来光(←クリックすると該当記事にリンクします)で、日の出や日の入りなどとシーギリヤロックの両方が見える場所としてピドゥランガラロック(Pidurangala Rock)がお勧めですと書きました。

シーギリヤロックと並ぶように立つピドゥランガラロック(Pidurangala Rock)は、シーギリヤロックから数キロメートル北側にある岩山で、頂上からシーギリヤロックの北側正面が見える山として人気の場所です。

上記写真、ピドゥランガラロック全景(シーギリヤロックと同様に火道内のマグマが硬化してできた岩山)

上記写真、ピドゥランガラロックから見たシーギリヤロック
上記写真、ダンブッラのヘリタンスカンダラマから見たピドゥランガラロックシーギリヤロック

多くの旅情報の媒体でも『シーギリヤロックよりもお勧めの場所』として取り上げられるようになって、ピドゥランガラロックに行く方が増えました。しかも、どんなにゆっくり登っても片道1時間もかからない山です。

しかし前の投稿でも書いたとおり、ピドゥランガラロックは登頂ルートがシーギリヤロックのように整備されておらず、特に最終付近は両手両足を使ってよじ登る必要があるため、誰でも気軽に登れる山では正直ありません。

子供も多く登っているのを見かけますが、山登りの経験はなくてもジャングルジムなどのアスレチック、少し長い距離の階段の上り下りの経験がないと難しいかもしれません。

そこで今回は、ピドゥランガラロックに行くときの注意事項持って行った方が良いものをまとめました。後半は夜明け前と日没後を含めた登山道の様子の写真を掲載していますので、内容を見てピドゥランガラロックの登山ができるかできないかの参考にしてください。

【ピドゥランガラロックの入山可能時間】
寺院・僧院がある山のため厳密な入山時間の制限はありませんが、観光目的で登山される方の入場券の販売は午前5時※~午後6時となり、この時間内の訪問が必要です(関係者以外は19時以降の滞在は不可。その前に退場が必要)。※日の出時間が早い時期や観光客が多い時期は5時より前に窓口が開くこともあります。

【ピドゥランガラロックの入山料】
外国人は1,000スリランカルピー(2023年2月現在)
ローカルは無料となります。レジデンスビザの保有者でも基本的にスリランカ国籍の方以外は料金を支払う必要があります。

【ピドゥランガラロック入山の注意事項】
ピドゥランガラロックは仏教寺院の敷地内を通って登山道へと抜けます。寺院の敷地内ではノースリーブやショートパンツなど肌の露出のある服(男女問わず)はスカーフ等で覆い(布の貸し出しがあります)、脱帽ならびに靴を脱ぐ必要があります(足裏の汚れが気になる方は汚れてもよい替えの靴下足をふくためのタオルを用意ください)。
↑この看板の始まりから、再度この看板が建てられている区間は肌の露出を防ぎ、脱帽ならびに靴を脱ぐ必要があります。
↑肌を覆うための貸し出し用の布。登頂には不要な場合は登頂口でいったん返却して、下山時に再度寺院エリアに入るときに利用することも可能です。

【ドローン撮影について】
景色の良い場所なのでドローン撮影をしたい方もいるかと思いますが、スリランカでドローン撮影を行うには、個人の趣味の範囲での撮影であってもスリランカ民間航空局(CAASL:Civil Aviation Authority of Sri Lanka)にドローンの登録と空域承認の申請が必須となっています。許可申請の詳細については『スリランカでドローン撮影(←記事名をクリックすると投稿記事にリンクします)の投稿にまとめています。
ピドゥランガラロックでは無許可と思われるドローン撮影者が目立ちます。今後取り締まりが厳しくなる可能性がありますのでご注意ください。

【ピドゥランガラロック登山時に推奨する装備】
1. 履き慣れた靴(滑らない靴)
ピドゥランガラロックは、岩山で岩場が多くあります。特に最終地点は岩場をよじ登る必要があります。雨や霧で岩場が濡れている箇所も多くあります。また、多くの方が登っているので一部の石や木は摩耗してツルツルになっています。
特に重要なのは滑らない靴(グリップ力のある靴またはサンダル)で登山されることをお勧めします。
登山靴やアウトドアシューズ、トレイルランニングシューズの中には、やわらかい土や雪、ぬかるみなどに対応したスパイク型のものがありますが、そのような靴はかえって滑りやすいので注意が必要です。またハイカットのアウトドアシューズなど足首の可動が制限されるものも避けた方がよさそうです。

2. 水(水筒)
ピドゥランガラロックは、途中の寺院や休憩をはさみながらゆっくり登っても1時間未満で登れる山です。しかし、石段の歩幅が高かったり岩場をよじ登ったりで、知らないうちに体力を消耗しますので、水分補給をお勧めします。

3. レインコートやウィンドブレーカー
特に日の出を目指して登る場合や雨季などは、雨が降ったりやんだり天気が変わりやすくなります。頂上は開けた岩場のため、雨が降ると雨よけの場所がありません(巨石の隙間に雨宿りできる場所がありますが、数名程度のスペースしかありません)。中腹には僧院跡などの洞窟があるため雨宿りができます。
低い山とはいえ日の出前や夕方は風が強く吹くと寒さを感じますので、日の出前や夕方の登頂の場合は、ウィンドブレーカーなど防風・防寒対策することをお勧めします。
4. リュックサック
特に先述のとおり、最終地点は岩場をよじ登る必要があります。両手が使えて体にぴったりとするリュックサックがベストです。特にサコッシュのような肩から掛けるバックの場合、登っているときにブラブラして木や岩の隙間に引っかかる危険性があります。また肩掛けバックは振り子のように岩に当たる可能性があるので、特にカメラ機器などを入れている場合注意が必要です。

5. 懐中電灯・ヘッドライト(日の出前に登山または日没後に下山する場合)
登山ルートは道しるべ的に灯りはありますが、頂上付近など照明がない箇所もあります。また、照明がある場所も足元は暗いため、日の出前や日没にかけての登頂の際は、懐中電灯やヘッドライトが必須です。携帯電話にもトーチライト機能がありますが、足元や進行方向を照らすにはいささか心もとないので、別途懐中電灯を用意されることをお勧めします。
両手を使うのでヘッドライトがベストですが、懐中電灯の場合ストラップをつけるなどして、手に持たなくてもよい工夫が必要です。

GENTOS(ジェントス) LED 懐中電灯
6. 行き帰りの車両の手配(日の出前に登山または日没後に下山する場合)
日の出前や日没後のピドゥランガラ周辺は、野生の象が出没しやすく大変危険です(この付近のドライバーは、危険回避のため日の出前や日没後の運転を拒否することが多いほどです)。
日の出前や日の入り後までピドゥルンガラロックにいる場合は、必ず車の確保をすることをお勧めします。ピドゥランガラロックの前にはトゥクトゥク(オート三輪車)も待機していますが、日没前にはいなくなる可能性が高いため、日没後に下山する場合は必ず登山前に車両を確保しておくようにした方が良いです。
ピドゥランガラロックまで徒歩圏内の宿泊施設にいる場合や、レンタル自転車がある場合でも、日の出前、日没後の時間帯は必ず車やトゥクトゥク、バイクなど車両を利用してください。また、レンタカーやレンタルルバイクなどで回っている場合も、地元の方に同行を頼むか、行き帰りについてアドバイスを求めることをお勧めします。

7. ガイドなどの同行者(日の出前に登山する場合)
ピドゥランガラが初めてで一人で日の出前の登頂を予定されている方は、なるべくガイドまたは地元の方の同行を依頼されることをお勧めします。
同行者がいない場合は、前日の日中など下見の登頂して、ルートの把握をされることを強くお勧めします。

【ピドゥランガラロックの登山案内(日中)】日の出前日の入り後の登山道の様子の写真は次の項目
ピドゥランガラロックはシーギリヤロックを建設したカーシャパ(カッサパ)王(在位期間477-495年)が、シギリヤに王宮を建設する際にシギリヤロックの洞窟群やシギリヤ周辺に住んでいた仏教僧を、ピドゥランガラに建てた新しい僧院に移し、「パンチャワーサ(පංචවාස)」と呼ばれる5つの主要な仏教施設(修道院、瞑想所、菩提樹、仏塔、僧侶のための礼拝堂)が完備しました。しかし、カーシャパ王がシギリヤの僧たちを移り住まわせる前から、この場所に僧院があり僧侶たちが住んでいたといわれています。
階段を上り寺院の門(入口)をくぐると右手に詰め所があります。その一角がチケット売り場となっています。チケットカウンターのオープン時間は午前5時~午後6時
ここで、肌の露出が多いと判断された場合は、布で体を覆うように言われます。体を覆う上着やスカーフなどがない場合は、ここで腰巻などの布を借りることが出来ます。
菩提樹のある境内の脇の道の階段(上記写真右上)を上っていきます。
境内に入る際は必ず脱帽ならびに靴を脱ぎましょう。

階段を上って正面に石窟寺院があります。この白壁の寺院は1933年に建てられたものですが、洞窟寺院自体は数千年前に建設されたものだといいます。

仏殿には立像、坐像、涅槃像の5体の仏像が安置されていますが、そのうち2体の仏像は、洞窟が発掘されたときに見つかった古いもので、他の3体は後から造られたものだといいます。しかし、全ての仏像と寺院内の壁はある時期に塗装されたもので、古いものと新しいものを見分けるのは難しくなっています。

仏殿に入らずとも登山道に行けますが、とても彩色の美しい仏殿ですので、ぜひお立ち寄りください。仏像と写真を撮る際は、仏像に背中を向けるのは不敬とされています。体を斜めに傾けて、仏像に完全に背中を向けないようにご注意ください。
仏殿正面の右手に石段があります。ここから登山開始です。ここからは着帽や靴を履いても大丈夫です。最初はこのような石段が続きます。石段の高さは均一ではありません。
石段を登って右手に沿って進んでいきます。岩の間をくぐると次の階段がはじまります。
ここからの石段は、敷かれた石の大きさや高さがさらに不均一になります。また石段の高さはやや高めです。
岩がせり出た脇を登っていきます。
僧侶たちの瞑想所跡。当時は12か所に仕切られた房だったといいます。
登山中に雨が降った場合は雨宿りする場所としても最適です。
瞑想所跡を過ぎてからは石段はなく岩肌や石を登っていきます。
さらに上ると、石窟に全長約15メートルの涅槃像が安置されています。
この仏像は粘土とレンガで造られたアジア最大の仏像だとされていましたが、1960年代にトレジャーハンターにより仏像の頭部と上部が破壊されてしまいました。現在の頭部と胴体は修復されたものです。
仏像の頭部は当時シギリヤロックのライオンの脚の横から見えたといわれています。
↑ここでいったん視界が開けます。景色を見ながら一息。
涅槃像を過ぎると、頂上まであと少しですが、ここからの道はロッククライミングの様相を呈します。ここからは手が自由に使えるようにしましょう。
脱げ落ちたのか脱ぎ捨てたのか、サンダルがいくつも落ちています。
最終地点。矢印の先が頂上へと通じていますが、不揃いの岩場をよじ登っていきます。滑りやすい靴の場合は脱いで裸足の方が安全な場合もあります。
最後の岩をよじ登ると左手に視界が広がります。視界の先にはシーギリヤロックの北側正面が見えます。
北側正面はライオンのテラスと宮殿への階段がある場所で、カメラのズームを使うと宮殿跡へと続く階段を上る人の姿が見えます。
雨上がりなど岩肌が濡れていると、シギリヤロックの階段が整備される前の登頂ルートもくっきりと見えます。

えます。ピドゥルンガラロックの頂上は平場となっており、360度のパノラマを楽しむことが出来ます。

【日の入り後のピドゥランガラロックの様子
補足)夕日とピドゥランガラロックの両方を写真に収めるには、パノラマで撮る必要があります。
日が沈んでまだ明るい時間に下山を開始しても、木々に覆われているため下山時は暗がりとなります(下記写真参照)。

【日の出前のピドゥランガラロックの様子

寺院の門(入口)をくぐった場所にある詰め所の様子。詰め所やチケット売り場は電気がついて明るいですが、登山道へと続く道は暗いことが分かります。
登山道にそって電灯が設置されていますが、足元は暗い場所も多々あります。
涅槃仏を過ぎて以降は電灯はありませんので、懐中電灯が必須となります。
↑朝日に照らされたシーギリヤロック(ピドゥランガロックからの撮影)
補足)朝日とピドゥランガラロックの両方を写真に収めるには、パノラマで撮る必要があります。

【朝日鑑賞と夕日鑑賞どちらがお勧め?】
明るい時間に登り始められる点と、日の入り後もそのほかの登山客に連れ従って下山できるので、安全面や容易さの観点から行くと夕日鑑賞がお勧めです。
さらには時期にもよりますが、午後の時間帯の方が天候が安定しているので朝日よりも夕日を見られる確率の方が格段に上です。

朝日鑑賞は、真っ暗な時間帯から昇り始めるので懐中電灯などきちんとした準備がないと危険を伴う上、登頂する人もまばらなのでしっかりルートを把握していないと迷う危険性があります。
さらには、朝はガスや雲がかかって天候が安定しないので、朝日が見られる確率は夕陽が見られる確率よりも格段に落ちます(私の場合、日の出に合わせて2回登頂しましたが、2回とも雲がかかっていて日の出を見ることが出来ませんでした)。
朝日が見られなかったとしても、真っ暗な視界が少しづつ白んできてシギリヤロックの形があらわになった時の感動や、静寂な世界から鳥の鳴き声など生き物が活動する気配を感じ取られる感動は何物にも代えがたいものがあります

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