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2024年追記)掲載しているレシートはVAT15%時代のものです。2024年1月1日以降はVATが18%へ引き上げられています。
スリランカを旅行された方から、「食事代は安い店と高い店の差が大きかった」という感想をよく耳にします。
現在スリランカは、ホテルや外食などのサービス産業の分野でいくつかの名目で課税されています。2019年に廃止されたVAT(Value Added Tax:付加価値税)も、2022年1月より復活しています。
●飲食店
スリランカの飲食店は、大まかに次の3つに分けられます。
地元の方が日常的に利用する食堂(Hotelと看板を掲げていることがありますが、宿泊施設ではありません)や日本でもおなじみマクドナルドなどのファストフード店、ガイドブックにも載っているような、外国人観光客も多く利用するレストラン。
レストランのメニューを見てみると、メニューの下に
『10% SERVICE CHARGE PLUS GOVERNMENT TAX APPLICABLE(10%のサービス料と税金がかかります)』
『Prices are subject to 10% service charge and government tax(価格には10%のサービス料と税金が加算されます)』
という文言が書かれているところがあります。
サービスチャージは10%と書かれているため明確ですが、Government Taxは税率が書かれていません。
メニューに外税と書かれている場合は、大まかに下記の3つに分かれます。
税率は事業者の業務形態や規模によって変わるため、その飲食店がどの税率区分に該当しているのかは、利用者側からは分かりにくいのが実情です。
高級店や外資系飲食店(ファストフード店を除く)など売り上げ金額の大きい店は、VAT納付の対象となるため課税率が高い傾向にあります。
●メニュー表示価格+サービスチャージ10%(トータル10%)
●メニュー表示価格+サービスチャージ10%+VAT15%(トータル25%)
●メニュー表示価格+サービスチャージ10%+VAT15%+TDL1%(トータル26%)
規模の大きいレストランやホテル系レストランでは、VAT15%※(Value Added Tax:付加価値税)がかかるところ。さらにはTDL1%(Tourism Development Levy:観光税)、SSCL2.5%(Social Srcurity Contribution Levy:社会保障負担金)を加算する場所もあります。
そのため、メニューに上記のような文言が書かれているお店の場合、店の事業規模により税率は変わりますが、サービスチャージも含めてメニュー価格の10%~28.5%が加算されると考えるとよいかと思います。しかも設定方法のためか、多くのお店は10%のサービスチャージを加算した小計にVATを加算しているところも多いので、余計に合計が高く感じてしまいます。
課税対象以下のローカル食堂ではこのような税金は加算されません。
一方で、スリランカにはチップ文化があります。サービスチャージが入っていない場合は、飲食合計の1割分(10%)のチップをおいておきましょう。
●ホテル(ホテル内のレストランも含む)
多くのホテルでは、宿泊料金や館内レストラン、ルームサービスなどの料金に対して、サービスチャージ10%にVAT15%※(Value Added Tax:付加価値税)、SSCL2.5%(Social Security Contribution Levy:社会保障負担金)の合計27.5%またはTDL1%が加算されて合計28.5%かかります。
●メニュー表示価格+サービスチャージ10%(トータル10%)
●メニュー表示価格+サービスチャージ10%+VAT15%(トータル25%)
●メニュー表示価格+サービスチャージ10%+VAT15%+TDL1%(トータル26%)
●メニュー表示価格+サービスチャージ10%+VAT15%+SSCL2.5%(トータル27.5%)
●メニュー表示価格+サービスチャージ10%+VAT15%+SSCL2.5%+TDL1%(トータル28.5%)
参考)とあるホテルのカフェでカフェラテを注文した際のレシート
上記レシートを見ると、VATはカフェラテ代800ルピーだけでなく、サービスチャージやその他の課徴金を含めた金額に対して課税されていることが分かります。そのため、最終的な支払額はメニュー価格から大きく増える場合があります。
参考)とあるホテルのレストランで飲食した際のレシート
こちらも同じく、VATの15%は飲食分の2949.51ルピーだけでなく、サービスチャージ10%(294.95ルピー)、TDL1%(29.5ルピー)、SSCL2.5%(73.74ルピー)を合計した3,347.7ルピーに15%が加算されている(つまり実際の飲食分以外の398.19ルピーにもVAT15%がかけられている)ため余計に最終合計が高くなっています。
上記のように中級以上のホテルでの飲食は、単独の飲食店よりも高くつきます。
ホテルの宿泊料金やブッフェなどの料金では、netと書かれているものがあります。
スリランカでは、料金表や宿泊予約サイトなどで「NET」と表記されている場合、諸税・サービス料込みの最終支払額を意味します。追加料金が発生しないため、旅行者にとっては実際の支払額が分かりやすい表示方法といえるでしょう。
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