スリランカカレーのド定番 パリップ(レンズ豆のカレー)

簡単お手軽そして定番のスリランカ料理として、「ゴトゥコラサンボル」ならびに「ポルサンボル」の作り方を紹介してきました。それぞれの記事は↓こちら(クリックで該当記事にジャンプします)
-和食にもピッタリ「ゴトゥコラサンボル」(2020年5/31投稿記事)
-ココナツふりかけ (加熱・非加熱)ポルサンボル(2020年6/16投稿記事)

そして今回ご紹介するのは、パリップ(レンズ豆のカレー)
スリランカカリーを提供する店で「パリップがないところはない‼!」と断言できるぐらい定番の一品です(しかし値上がり率が大きいため、徐々に定番食卓から消えていく可能性もあります)。

【材料】

-レンズ豆(洗って水を切る)
-ターメリック(ウコン)
-シナモン(シナモンスティックでもパウダーでもお好みで)
-マスタードシード
-ココナツミルク(ココナツパウダーの場合はお湯に溶かしてミルク状にしておく)
-玉ねぎ(みじん切り)
-青唐辛子(スライス)※ない場合は乾燥の赤唐辛子でも可
-ニンニク(包丁でかるくつぶす)
-カレーリーフ(南洋山椒)※なければ入れなくても可
-

それぞれ下処理をした状態
量はレンズ豆がお米カップ1杯の場合は、玉ねぎは中型半分、唐辛子1本、にんにく2片(お好みで)、マスタードシード大匙1弱、シナモンとターメリックはそれぞれ小さじ半分が目安です。


作り方(油使用)
作り方はいたって簡単。
最初に油と炒めるもの(レンズ豆とニンニク、ココナツミルク以外)後から加えるもの(レンズ豆とニンニク※、ココナツミルク)の2つに分けて入れていくだけです。
ニンニクは最初の炒める方に入れてしまいたくなりますが、パリップに関しては炒めるのではなく、後から入れて茹でる方がニンニクの甘みがなじみます。

1. 鍋に油を敷いて、材料(レンズ豆ニンニク以外)を炒める
油を敷いて、レンズ豆とニンニク、ココナツミルク以外の材料を全て入れて火にかける
油となじませマスタードシードがはじけ、カレーリーフが香り立って来るまで炒める
2. レンズ豆を加える
レンズ豆を加えて全体をなじませる(焦げ付きやすいので全体が混ざったらすぐにココナツミルクを加える)
3. ココナツミルクとガーリックを加えて煮込む
ココナツミルクは吹きこぼれやすいので、ココナツミルクが沸きだしたら火は弱火で
4. お好みの硬さに茹でたら塩で味を調整して出来上がり
カリーとしてご飯と混ぜて食べる場合やパンにのせて食べる場合はペースト状がお勧めです
おつまみやおかずの1品として食べる場合は、ココナツミルクの量を減らして硬めに、まだ粒感が残るぐらいに調理するのがお勧めです。その場合ニンニクや塩をやや強めにするとお酒にも合う一品となります。

作り方(油未使用)
上記は油を使用したつくり方ですが、最初にすべて材料を入れて煮るだけの簡単なやり方もあります。油を使用したくない方や、少ない手順で作りたい方はこちらの作り方がお勧めです。
洗ったパリップを水にしばらく浸し、浸した水を捨てて新たにパリップがかぶるくらいの水を加えて、そこにカラピンチャ、にんにく、玉ねぎ、青唐辛子(辛いのが好きでない方は入れない)、シナモン、ターメリック、塩を入れて火にかけます。パリップが柔らかくなったらココナツミルクを加えて一沸騰直前に火を止め余熱でひをとおします。
このやり方で作るときはマスタードシードは入れません。またココナツミルクは入れずに水だけでも作ることが出来ます。

スリランカで買える材料
気に入ったら、スリランカに来た時にぜひ材料を購入してみてはいかがでしょうか。
生ものは持ち帰れませんが、ココナツパウダーシナモンターメリック、マスタードシードなど質の良いものが、日本で購入するよりも割安に手に入れることができます。
特におすすめは下の2つ。

1. ココナツミルクパウダー

ココナツミルクパウダーは上記のMaggiの25gパックをお勧めします。
大容量の方が割安ではありますが、ココナツミルクパウダーは吸湿しやすくすぐに硬くなります。
25g包装ならば、毎回使い切りができるのでとても便利ですし、スパイスセットなどと合わせてお土産に添えてあげることもできるのでお勧めです。

2. シナモンパウダー
通常スリランカ料理では、シナモンスティックを砕いて使います。
香りもパウダーよりも強いのですが、食べるときに取り除くのが面倒でもあります。

本格的スリランカ料理でなく気軽に作るなら、シナモンパウダーがお勧めです。
パウダーなので料理にさっと混ぜて使うことができますし、ミルクティーに入れたりパンやお菓子に混ぜ込んだり、パウダーの方が料理の幅が広がります。

(番外編)器
和食にもあうこの陶器の器は、雑貨店「パラダイスロード」のものです。
パラダイスロードの定番モノクロもありますが、この濃紺のシリーズは和食にもとてもよく合います。
小鉢として使える大きさのものや、どんぶりとして使える大きさなど様々あります。

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