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スリランカは4月13日に新年(正確には『シンハラ並びにタミル※の新年』)を迎えます。
「4月が正月?」と不思議に思った方もいるかと思います。※ヒンズー教タミル
古来スリランカでは、太陽が地球と一直線に並ぶ日(春の始まりを意味する春分の日)に祝い事が行われてきました。
最も太陽が高い位置にある春分の時期は最も太陽の恵みを受けるとされ、新年は元来は太陽によりもたらされる自然の恵みに感謝する祝い事でした。
そして、太陽が星座(黄道12宮)に沿って一巡したこの日が暦年の始まりとされ「新年」として祝われるようになったようです。
新年の時刻や関連する儀式に適した吉兆時間(ネカタ:Auspicious Time)や方角や色は、国家占星術師委員会(State Astrologers’ Committee)のメンバーによるホロスコープ(占星術)によって決められ、スリランカ文化省(Department of Cultural Affairs)より発表されます。
今年は新年の儀式の日程をめぐり占星術師の意見が一致せずに対立したとされ、日本語でもウェブニュース記事となりました→『政府お抱え占星術師が分裂、新年の儀式めぐり スリランカ』(AFP BBニュース・3/19配信)
この騒動を受けて、文化省は公式発表された吉兆時間を遵守するよう、3/25に異例の声明を出しています→『Sinhala & Tamil New Year auspicious timings : Statement from Govt』(News Wire・3/25配信)。
今年の主な時間は下記のとおりです。シンハラ語での儀式の名前と儀式の簡単な説明とともにご紹介します。
なお下で紹介するのはシンハラ正月ですので、タミル(ヒンズー)式の場合異なる部分がございます。
●新年(アルットゥ アウルドゥ ウダーワ):4月13日 午後9時5分
新年の始まりとなります。多くの家庭でこの時間に爆竹を鳴らし新年を祝います。
新年が近くなると、爆竹を売る露店が並びます↓。
吉兆時間を知らせる役割を果たす爆竹ですが、毎年事故も報告されています。さらには、爆竹の音に驚いて飼い犬や飼い猫、野生動物がパニックに陥いったり、抱卵中や育雛中の鳥が巣を放棄する恐れもあるため、動愛護団体を中心に爆竹の使用をやめるようにとの啓蒙活動も行われています。
●かまど(台所)の使い初め(アーハーラ ピシーマ):4月13日 午後11時6分
かまどに火をつける時間です。
といっても現在の多くの家庭では台所ではなく、居間や庭先などに鉄板を敷いてその上に小さな七輪を置いて行うことが多くなっています。下記のように、七輪と素焼きの壺、薪も含めたセットも販売されています。
新品の素焼きの器にはココナツミルクを入れて沸騰させます。噴きこぼれ方でその年の運勢を見ます。今年(2024年)は、青色の衣装で、南の方角を見ながら点火すると良いとされています。
ミルクの沸騰(ミルクがあふれ出る)様子は豊穣を表しているといわれているため、勢いよくきれいに噴きこぼれると幸先が良いとされます。
このココナツミルクを使って、新年最初に作る料理はキリバット(ご飯をココナツミルクで炊きなおしたもの)です。
●新年の儀式(アーハーラアヌバワヤ/ガヌデヌキリーマ/ワダアッリーマ):4月14日 午前12時6分(13日深夜)
新年の最初の食事(アーハーラ アヌバワヤ)となります。
たいてい母親(もしくは家長)が皆にキリバットを食べさせる(結婚式のケーキバイトをご想像ください)ところから始まります。そして、ブラッドの葉にお金を包んだものを渡しあい、目上の方(母親や父親)にぬかずいて挨拶をしたり、家族同士で新年の挨拶をしあいます(ガヌデヌ キリ―マ)。この一連の儀式は、年長者を敬い、両親の祝福を受けます。また、親戚や友人とプレゼントや挨拶を交わし、関係を新たにしお互いの過ちを忘れ、社会の平穏と幸福を維持する意味合いがあります。
このブラッドは日本ではキンマと呼ばれるつる性の植物で、ハート形の光沢のある葉が特徴です。豊かさや繁栄の象徴とされており、スリランカでは慶事に欠かせないものです(この葉
にプワックの実を混ぜ合わせて噛みタバコとしても用いられています)。
その次は、それぞれの本業に関連のある動作(ワダ アッリーマ)をします。例えば学生ならば教科書を開いたり、仕事をしている人は仕事関連のものを動かす(畑仕事や、パソコン、ミシン掛け)などをして、仕事や学業が順調に行く事を祈願します。
下記絵の左ジャックフルーツの枝を鎌で、中から乳白色の樹液が出るまで叩くのも伝統的な風習で、乳白色の樹液を見ると幸運が訪れると信じられています。
『FESTIVAL OF THE SUN GOD』(Sumitha出版)より(※日本語は追記)
○プンニャカーラヤ(ノナガタヤ):4月13日午後2時41分~4月14日午前3時29分
聞きなれない言葉だと思いますが、プンニャカーラヤ(ノナガタヤ)は一時的な空白期間のことを指します。
新年は、太陽が魚座から牡羊座に移動したときが暦年の始まりとされ「新年」となります。つまり、魚座から牡羊座に移動中でどちらの星座にも属していない時間を『プンニャカーラヤ(ノナガタヤ)』といいます。
『FESTIVAL OF THE SUN GOD』(Sumitha出版)より(※日本語は追記)
新年までのプンニャカーラヤの時間(今年は4月13日午後2時41分~4月13日午後9時5分)に何かを生産する行為(仕事=利益を生産、料理=食を生産など)するのはよくないといわれています。この時間は儀式に専念する時間でもあります。
そのため、この時間帯の前までに仕事や料理を済ませ、かまどの火を消さなければなりません。また、新年に食べるご飯などはこの時間前までに作らなければなりません。
つまり今年は、火を使う食べ物などの用意は4月13日の午後2時41分より前にすべて終わらせておかなければなりません。そして、4月13日午後2時41分~4月13日午後9時5分は仕事も食事もやめ、静かに家で過ごしたり寺院に出向いたりして過ごします。
健康を願い頭にオイルを塗る儀式(ヒサテル ゲーマ)※:4月15日午前10時17分・南の方角・白色の衣装
新年最初の仕事のために家を出る吉兆時間(レキラクシャ サンダハ ピタットワヤーマ):4月17日午前6時52分・北の方角・緑色の衣装ですが、近年ではここまで厳密にやる家庭は少なくなっています。
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