2022年12/8追記)スリランカ保健省は、12/6付けで海外からのスリランカ入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検疫措置の変更を発表しました。詳細は右記の記事をご覧ください⇒『スリランカ入国に『ワクチン接種証明書』も『陰性証明書』も不要になりました(2022年12月7日~)』(←クリックすると該当記事にリンクします)
10/11追記)10/11日本入国より、入国後の検疫が緩和になりました。詳細は『【スリランカ入国】【日本帰国(入国)】新型コロナウイルス感染症最新版(2022年10月11日以降)』をご参照ください(←タイトルをクリックすると、該当記事にリンクします)
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スリランカ観光開発局(SLTDA)は6/23付けで「ツーリストビザ(観光ビザ)」で入国する方のためのガイドラインの一部改訂を発表しました。
大きな変更点は、これまで外国人パスポート(スリランカ国籍以外)の旅行者は
Covid-19(新型コロナウイルス感染症)保険の加入が義務づけられていましたが、6/17付けで解除となったことです。その他は、4/21発表のガイドラインとの変更点はありません。
ガイドライン概要を下記より紹介します。
最後に、デフォルトによる経済危機など、日本のニュースでも報じられている現在のスリランカ。渡航の影響についても書いています。
「ツーリストビザ(観光ビザ)」で入国する人のためガイドラインは3種追記)現在リンク先URLは削除(404)されています。
渡航者は渡航時の自分の状況に合わせたガイドラインを参照し渡航準備をする必要があります。
1. ワクチン完全接種済みの方(2022年6/23一部改訂)
2. ワクチン未接種または完全接種条件に満たない方(2022年6/23一部改訂)
3. Covid-19の罹患歴がある方(2022年6/23一部改訂)
https://srilanka.travel/helloagain/documents/Tourist_Route-Recovered-Travellers-June-23.pdf追記)現在リンク先URLは削除(404)されています。
【簡易早見表】※本文詳細と合わせてご覧ください
下記は、ガイドライン(原本は上記の各リンク先をご参照ください)についての概要です。
内容は4/21発行(6/23一部改正)のプロトコルに基づいていますが、さらに改訂が行われた場合、最新の情報が適用されることに注意してください。
⭕️1. ワクチン完全接種済みの方の場合
* このガイドラインが適用されるには、下記のすべての条件が満たされている必要があります。
(条件)
▪️ 規定された回数(通常2回)分のCOVID-19ワクチンを接種していること。
▪️ 2回目の接種から14日以上が経過していること。
* ワクチンは、接種した国で承認されているものであれば種類は問いません。
* ヤンセン(Janssen)ワクチンの場合は、1回接種後2週間が経過していれば「ワクチン完全接種者」とみなされます。
* 12~18歳のお子様は、ワクチンを少なくとも1回接種してから2週間後経過している場合は、「ワクチン完全接種者」とみなされます。
[対象]
ツーリストビザ(観光ビザ)でスリランカを訪れる外国人観光客でワクチン完全接種者*
*外務省や民間航空局の事前承認は不要です。
🔦[最低滞在日数の制限はありません]→つまり、数日の旅行も可能
🔦 [渡航(出発国を出国)前のCOVID-19検査(PCRまたは抗原検査)は不要です]→つまり、陰性証明不要
*ただし、利用航空会社やトランジット国が出国前COVID-19検査を条件に定めている場合、それに従う必要があります。スリランカ航空の直行便は不要!!
(参考)📝コロナ禍の海外渡航 トランジット国にも要注意!!
*ただし12~18歳の未接種または完全接種でない子供を同伴する場合、子供は72時間以内のPCR検査または48時間以内の抗原抗体検査(RAT)(※自己検査は不可)を受け、陰性の報告書を入手する必要があります(12歳未満の子供は免除)。
🔦 [スリランカ到着後の検疫やPCR検査はありません]→つまり、入国したらすぐに旅行が開始可能
🔦 [ホテルのカテゴリや宿泊場所の制限はありません]→つまり、友人や知人の家を含めてどこでもOK
◆ [渡航前の準備] ❶eta.gov.lk.よりツーリストビザ(ETA/電子渡航前認証)の申請をし、渡航承認を受ける。*申請受け付けのメール(Acknowledgement of ETA application)ではなく、承認のメール(ETA APPROVAL NOTICE)をもって渡航承認(ビザ承認)となりますのでご注意下さい。
※弊社(コンチツアー)ではETAのビザ代行手配も承っております(ETA料金+代行手数料を申し受けます)。 *2/8より空港到着時ETA発行(オンアライバルビザ)の発給が再開(除外国あり)となりました。しかし渡航前にオンラインによるETAの取得が推奨されています。
◆ [スリランカ到着時の手続き(空港)]
✈️ スリランカに到着時には、空港で下記の書類の提示または提出が求められます。
1.ワクチン接種証明書/カードの原本
* 英語以外の場合は、英訳証明書の添付が必要です。
→日本でワクチン接種された方は「パスポート情報等を記載した海外用及び日本国内用の接種証明書」を申請することができます。詳細は厚生労働省の該当ページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html)をご参照ください。
* スリランカ滞在中はワクチン接種証明書を常に携帯し、求めに応じて提示する必要があります。
2. 陰性証明書(英語)の提示(*ワクチン完全接種者に同行する2~18歳の未接種または完全接種でないお子様のみ)*ワクチン完全接種者方は陰性証明書は不要です。
◆ [スリランカ到着後のPCR 検査]
スリランカ到着後並びに滞在中のPCR検査は不要となります。* ただし、帰国先(トランジット国)または帰国便の航空会社が PCR検査等を求めている場合は、別途PCR検査等が必要です(自己手配)。
* 日本入国(帰国)には、現在出国72時間以内のPCR検査の陰性証明書※が必須です。
❷ ワクチン完全接種済みの渡航者に同行するワクチン未接種または完全接種に満たない18歳未満のお子様も、スリランカ到着日のPCR検査は不要となります。
* 但し、12〜18歳未満のお子様は、出国72時間以内のPCR検査または48時間以内の抗原検査(RAT)※自己検査は不可を受けた、陰性の証明書の提示が必要です(12歳未満の子供は免除)。
◆ [移動手段や宿泊施設]
宿泊施設、空港送迎の交通機関の制限はありません。
※現在スリランカはガソリン輸入量不足により、一般給油が難しい状況にあります。
お知り合いなど一般の方の送迎などができない場合がありますので、渡航前にツーリストカーなど移動の手配をお勧めします。
弊社を含むSLTDA(スリランカ観光開発局)登録の旅行会社は、現在優先給油対象となっております。
※弊社(コンチツアー)では全手配以外にも「車のみ(ホテルなど宿泊場所はお客様手配)」、「ご旅行中1日のみ」の手配も可能です。
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⭕️2. ワクチン未接種または完全接種条件に満たない方の場合
[対象]
ツーリストビザ(観光ビザ)でスリランカを訪れる外国人観光客で「ワクチン未接種の方」または「ワクチン完全接種条件(規定回数の接種ならびに接種後2週間以上経過)に満たない方」。*外務省や民間航空局の事前承認は不要です。
🔦[最低滞在日数の制限はありません]→つまり、数日の旅行も可能
🔦 [スリランカ到着後の検疫やPCR検査はありません]→つまり、入国したらすぐに旅行が開始可能
🔦 [ホテルのカテゴリや宿泊場所の制限はありません]→つまり、友人や知人の家を含めてどこでもOK
◆
[渡航前に準備しなくてはならないこと]❶ eta.gov.lk.よりツーリストビザ(ETA/電子渡航前認証)の申請をし、渡航承認を受ける。
*申請受け付けのメール(Acknowledgement of ETA application)ではなく、承認のメール(ETA APPROVAL NOTICE)をもって渡航承認(ビザ承認)となりますのでご注意下さい。
※弊社(コンチツアー)ではETAのビザ代行手配も承っております(ETA料金+代行手数料を申し受けます)。 *2/8より空港到着時ETA発行(オンアライバルビザ)の発給が再開(除外国あり)となりました。しかし渡航前にオンラインによるETAの取得が推奨されています。
❷ 出国(搭乗)の72時間以内にPCR検査*または48時間以内に受けた抗原検査* /
Rapid Antigen Test(※自己検査は不可)を受け、陰性の証明書(英語)を取得する
* 12歳未満のお子様は不要
* 利用航空会社によっては搭乗条件の、有効とする検体採取の時間が異なっていたりしますのでご注意ください。
* 利用航空会社によっては抗原検査(Rapid Antigen Test)は不可としている場合がありますので、搭乗航空会社の規定も併せてご確認ください。
◆ [スリランカ到着時の手続き(空港)]
✈️ スリランカに到着時には、空港で下記の書類の提示または提出が求められます。
1. 出国(搭乗)72時間以内に受けたPCR検査または48時間以内に受けた抗原検査* (※自己検査は不可)の陰性証明書(12歳未満のお子様を除く)
* 陰性証明書が英語以外の場合は、英訳証明書の添付が必要です。
◆ [スリランカ到着後のPCR 検査]
スリランカ到着後並びに滞在中のPCR検査は不要となります。
* ただし、帰国先(トランジット国)または帰国便の航空会社が PCR検査等を求めている場合は、別途PCR検査等が必要です(自己手配)。
* 日本入国(帰国)には、現在出国72時間以内のPCR検査の陰性証明書※が必須です。
◆ [移動手段]
宿泊施設、空港送迎の交通機関の制限はありません。
※現在スリランカはガソリン輸入量不足により、一般給油が難しい状況にあります。
お知り合いなど一般の方の送迎などができない場合がありますので、渡航前にツーリストカーなど移動の手配をお勧めします。
弊社を含むSLTDA(スリランカ観光開発局)登録の旅行会社は、現在優先給油対象となっております。
※弊社(コンチツアー)では全手配以外にも「車のみ(ホテルなど宿泊場所はお客様手配)」、「ご旅行中1日のみ」の手配も可能です。
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⭕️3. Covid-19の罹患歴がある方の場合
※ワクチン接種回数ならびに罹患の時期によって適用ガイドラインが異なります。1.渡航日より過去6ヶ月以内にCOVID-19の罹患歴があるものの、COVID-19ワクチンを2回(ヤンセンワクチンは1回)以上接種(接種後2週間経過)した後にスリランカへ渡航する方→1. ワクチン完全接種済みの方の場合と同じ扱いとなります。
ただし、罹患歴を証明する診断書、PCR検査陽性報告書またはRapid Antigen Test陽性報告書など罹患並びに時期を証明できるもの(英語)の携行が必須です。
2.渡航日より過去6ヶ月以内にCOVID-19ワクチンを1回接種した後に、COVID-19の罹患歴がある方→1. ワクチン完全接種済みの方の場合と同じ扱いとなります。
ただし、罹患歴を証明する診断書、PCR検査陽性報告書またはRapid Antigen Test陽性報告書など罹患並びに時期を証明できるもの(英語)の携行が必須です。
3.渡航日より過去6ヶ月以内にCOVID-19の罹患歴があり、感染後にCOVID-19ワクチンを1回以上接種(接種後2週間経過)した後にスリランカへ渡航する方→1. ワクチン完全接種済みの方の場合と同じ扱いとなります。
ただし、罹患歴を証明する診断書、PCR検査陽性報告書またはRapid Antigen Test陽性報告書など罹患並びに時期を証明できるもの(英語)の携行が必須です。
4.COVID-19の罹患歴があり、COVID-19ワクチンを接種後2週間未満でスリランカへ渡航する方ならびに渡航日より6ヶ月以上前にCOVID-19の罹患歴があり、ワクチンを1回しか接種していない方→2. ワクチン未接種または完全接種条件に満たない方の場合と同じ扱いとなります。
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上記内容は、6/23SLTDA発表の「
Health Protocol for Arrivals to Sri Lanka Tourism Travel Bio Bubble」に基づくものですが、弊社スタッフの意訳ならびに補足となり誤りがある場合もございますので、
渡航の際の予定がある方はは必ず原文とあわせてご確認ください。
[スリランカでのマスク着用について]:これまでスリランカでは屋内外問わず、マスクの着用が義務づけられていましたが、
6/9より解除となっています。しかしながらスリランカ保健省は、
呼吸器系疾患を患っている方は、引き続きマスクの着用を奨励しています。
マスク着用の義務はなくなりましたが、スリランカを含め世界的にCovid-19が収束したわけではありませんのと、ご旅行や出張等でスリランカにいらしている方は、日本入国(帰国)の前にPCR検査が必要となっていますので、混雑する場所や不特定多数の方が利用する公共交通機関などでは、自主的にマスクを着用するなど、各自で感染予防されますことをお勧めします。
[経済危機スリランカの現状と観光渡航への影響について]:
日本のニュースでも報じられている通り、現在スリランカはデフォルト(経済破綻)に陥っており、外貨不足による輸入停滞に伴う
調理ガス不足、
ガソリン不足、発電用燃料不足に伴う
計画停電など
ライフラインに支障が出ているほか、輸入規制や通貨急落に伴う
食料品などの価格高騰と品薄が続き、日常生活に影響が出ています。
▶治安について◀
スリランカの現状に対する不満は現政権にむけられ、政権交代を求めたデモなどの抗議行動が行われていました。4月には抗議行動が一部激化し暴動となり、政府は治安・秩序の維持のために「緊急事態宣言」ならびに「外出禁止令」も発令されました。
しかし「緊急事態宣言」は4/6の0時付けで解除になったほか、混乱は収まっており外出等で身の危険を感じる状況はありません。
▶ 給油と移動手段について◀
現在ガソリンの需要に対して供給が追い付いていないばかりか、ガソリンの入荷不安による過剰給油(備蓄)により、給油ができないまたは長時間並んで給油しなければならないなど支障が出ています。
国営バスなど公共交通車両や医療従事者含むエッセンシャルワーカーなどには、特別許可書を発行され優先給油措置が取られています。
スリランカ観光開発局(SLTDA)も同様に、SLTDA加盟の観光関係車両で登録申請を行った旅行会社やホテルには、優先措置が取られています。
国営バスなど公共交通車両は優先給油措置が取られていますが、間引き運転や走行休止路線が出ているほか、ストライキや外出禁止令の際などは運行がなくなるので注意が必要です。
列車(スリランカはディーゼル機関車)も運航していますが、同様間引き運転となる場合があるほか、ストライキや外出禁止令の際などは運行がなくなるので注意が必要です。
(注意)燃料価格高騰により列車ならびにバスの運賃が値上げしていますが、値上げ幅がバスの方が大きいので列車の利用者が増えており、通勤時間帯などは乗り切れない乗客が列車外にもあふれ転落事故も起きています。
時間帯にもよりますが列車を利用する際は、予約可能な路線の予約が取れた場合のみ利用したほうが安全です。
▶停電の影響について◀
大型ホテルなどはジェネレーターを備えているところも多く、停電時間はジェネレーター発電に切り替えるため、停電時でも影響を受けていないところも多くあります。
(ジェネレーターのための給油も、SLTDA加盟で登録申請を行ったホテルなどには、優先措置が取られています)。
一方で、ゲストハウスなどジェネレーターを持たないところは停電スケジュール(その日の停電スケジュールは前夜に発表)にそって停電になるほか、ジェネレーターの発電容量が小さいホテルなどは、電気やエアコン等の利用を制限をしていところもあり、宿泊施設によって状況が異なりますので事前に確認が必要です。
(なお、現在は地域により差はあるものの1日2回、合計3時間前後の停電となっています)。
▶物価高騰について◀
現在スリランカルピーの価値が下落(ルピー安)しているため、輸入品を中心として物価が高騰しているほか、ローカルのものでもガソリンやガス、原材料価格高騰による物流コストや原価が高騰しているものがすべてモノの値段に反映されているため、価格が1年前と比べて2倍3倍になっています。
一方で、これらの物価高騰はルピー安によるもののため、日本円で換算すると以前と価格が変わらないか微増、ものによっては価格が下がったものもあり、海外からの渡航客にとっては物価高騰の影響は少ないと思われます。
参考)
2021年6月27日:1円=1.796スリランカルピー (1スリランカルピー=0.556円)
2022年6月27日:1円=2.669スリランカルピー (1スリランカルピー=0.374円)
以上が現時点の観光に関する影響です。
海外からの渡航客誘致のため、旅行会社やホテルなどへの優遇措置は取られているため、
ホテルの宿泊や旅行会社で車の手配による観光などでは、国内情勢の影響を感じることは少ないかと思います。
逆に、友人知人宅やゲストハウスなどへの滞在や、ご友人など一般車両での旅行など、ローカル密着型の旅行では、国内情勢の影響を受けやすいと言えます。
【旅行会社の手配をお勧めする理由】
このように書くと押し売りの宣伝のようですが、このような時期だからこそ旅行会社を通じての手配が安心な上、渡航前の準備の煩わしさが軽減されます。
ホテルならびに移動車両の手配など、すべて一つの窓口でできる手軽さがあります。また、予算や希望に沿ったホテルの提案をすることができますし、ホテルにも食事のアレルギーや禁煙喫煙など細かなやり取りも可能です。
現在、国内外のCOVID-19の状況に合わせて、ガイドラインも頻繁に改訂されます。
現在どのようなガイドラインなのか、旅行時期に沿って必要な情報を提供することができますし、スリランカの現況や渡航時期についての助言をすることもできます。
日本帰国後の行動措置のガイドラインや日本帰国前のPCR検査についても情報の提供が可能です。
「旅行会社を介して手配すると高い」というイメージがあるかと思いますが、実はホテルによっては旅行会社を介したほうが安い場合もあるのです。
ホテルによっては旅行会社向けの料金を出しているところもあります。その場合、旅行会社の手配料などが加算されたとしてもトータルでは個人手配よりも安くなる場合があります。
ホテルの予約サイトで気軽に予約ができるようになったり、旅行ガイドブックや様々な旅行に関するインターネットサイトや情報サイトがあり、手軽に旅行ができる時代になっており、旅行会社を利用される方は減少傾向にあります。
しかしこのような状況が頻繁に変わる中での渡航、旅行会社への依頼という選択も是非ご検討ください
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