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それなのにいざお店に行ってみて閉まっていた場合は、とてもがっかりしてしまうものです。
日本であれば営業時間通りにお店を開けたり、急遽お店を閉める場合は張り紙などで告知があります。
しかしスリランカの場合、そこまできちんとしていないお店のほうが多いといっても過言ではないでしょう。
きちんとしたホームページがあっても、営業時間についての更新がない場合もあります。
そのため、お店に行く際に気を付けた方がいいポイントを紹介します。
酒屋ならびにお酒提供レストラン等の営業の注意点については、以前記事にしていますのでそちらをご覧ください→『スリランカのお酒事情』←クリックすると該当記事にリンクします。
【お店が営業しているか、場所が変わっていないか確認の電話をしましょう】
行く前に営業しているかどうかを電話で確認することが一番良い方法です。
ホームページやFacebookなどの公式ページでも営業時間が変更されてもアップデートされていない場合が多いので、SNSの情報はあまりあてになりません。
例えば飲食店の場合、ホームページなどにはお昼の営業時間と夜の営業時間が書いてあっても、実際行ってみるとお昼の営業をやめている場合もありますし、営業時間が変わっていることも多々あります。
【オープン時間に注意】
日本の場合は、10時オープンだとしたら10時には全て準備が整えられて、10時きっかりにオープンとなるお店が多いですが、スリランカの場合は10時オープンの場合10時にスタッフが来るなど、オープン時間にオープンしないまたは準備が整ってないところも多くあります。
飲食店で12時に営業開始となっていても、12時に調理の準備が整っていない場合もあります。そのため、開店時間に合わせていく場合は注意が必要です(特に飲食店は開店時間+1時間が本当の開店時間と考えておけば良いでしょう)。
【ポヤデー(満月日)に注意】
オフィス客をターゲットにしている食堂などは日曜は休業の場合も多いですが、ファミリー層などをターゲットにしているレストランは日曜日や祝日も営業しているところも多くあります。
しかし、他のパブリックホリデーはオープンでもポヤデーは休業というところもあります。
ポヤデー(Poya Day)とは仏教由来の祝日で、月に一度満月の日は経済活動(仕事)や飲酒や肉食を絶ち、寺院に参拝し敬虔の念を深める目的があります。
ポヤデーは毎月異なるので、日にちに注意が必要です。
【金曜礼拝時間に注意】
ムスリム(イスラム教徒)が経営しているお店では、礼拝の時間に約1時間半ほどお店がクローズになることがあります。
一般的にイスラム教徒の礼拝は1日に5回と紹介されていますが、礼拝の度にお店を閉めるところはあまりありません。
しかし、イスラム教徒にとって特別とされる金曜の正午礼拝はお店を閉めるところが多くなります。
それは、大型チェーン店やショッピングモールでも然りです(ファッションストア『NOLIMIT』など)。
例えば、スリランカの最新の大型ショッピングモールであるワンゴールフェイス(One Galle Face)でも、金曜の昼にはシャッターが閉まっているお店をちらほら見かけます。
上の写真:張り紙をしていないところがほとんどですが、休憩中(左)や礼拝のためにクローズ(右)などの張り紙がしてるところもあります。また、ムスリム経営の飲食店でお昼と夜の二部式営業の場合、金曜の昼は営業をしない場所もあります。そしてこれはホームページなどには書かれていないので、金曜日は特に注意が必要です。
このように経営者の信仰宗教によってもお店の休日や営業時間が変わりますので、やはり必ず行きたいお店は、事前に電話確認することをお勧めします。
《旅行前に・旅行のお供にお勧めガイドブック》
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