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フーテンの寅さんとスリランカ

8月27日は『男はつらいよ』の日。
1969年の8/27に、映画『男はつらいよ』シリーズ(監督:山田洋次、主演:渥美清)の第1作が公開されたことにちなんでいます。
『男はつらいよ』第1作ポスター(画像引用元:松竹株式会社「男はつらいよ」公式サイト)
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『男はつらいよ』といえば、渥美清さん演じる「フーテンの寅」さん。
スリランカでは2017年に「男はつらいよ」シリーズが、毎週日曜にタイトル『TORA SAN(තොරා සන්)』としてテレビ放映されました (全48回、シンハラ語吹き替え・英語字幕)。

この映画シリーズのスリランカ放映は、日本文化への理解や関心を大きく促進することを期して、国際交流基金の協力を得て実現したものです。
トラブルメーカーながら義理人情と愛嬌にあふれ、憎めない存在の寅さんのキャラクターと、家族や人々との交流を描く人情喜劇はスリランカでも大人気であったと言います。

この「男はつらいよ」に深い関わりのあるスリランカ人が、2015年9月から2019年12月までの4年3か月にわたり、駐日スリランカ特命全権大使を務められたダンミカ ディサナーヤカ氏(1958-2020)です。
Dhammika Ganganath Dissanayake氏
駐日スリランカ大使としての在任期間中、ダンミカ氏は流暢で完璧な日本語を駆使し、日本とスリランカの二国間関係の促進に多大な貢献をされました。

1982年にスリランカのジャヤワルダナプラ大学でマスメディアに関する学士号を取得したダンミカ氏は、1985年に「青年の船」のメンバーとしてニッポン丸に乗船したことをきっかけに日本への関心を深め、1987年に来日し、1990年にマスコミュニケーションの修士号、1993年に東海大学の大学院文学研究科で文学の博士号を取得されました。

博士論文のテーマは『山田洋次監督の映画芸術に関する批評的研究〜「男はつらいよ」シリーズを重点に』というものでした。

ダンミカ氏は、父親が映画監督だったこともあって映画への興味関心が強く、日本と日本人を理解する研究素材として「男はつらいよ」を選んだと生前語っています。
博士論文研究時は「男はつらいよ寅次郎サラダ記念日」の撮影現場で、山田洋次監督に同行するなど、制作の現場も体験したと言います。
『男はつらいよ-寅次郎サラダ記念日-』第40作ポスター(画像引用元:松竹株式会社「男はつらいよ」公式サイト)
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駐日スリランカ大使に就任するまでは、母校のスリジャヤワルダナプラ大学で客員教授を務めたり、スリランカの国営テレビ局のトップを歴任した後、駐日大使に任命されて2015年に再来日されました。

体調を崩して大使を退いた後は、スリランカに戻り闘病されていましたが、2020年8月11日に死去されました。
Message of Condolence on the passing of Prof. Dammika Ganganath Dissanayake(←左記は在スリランカ日本大使館のダンミカ氏への弔意表明)

ダンミカ氏の死後、ダンミカ氏と「男はつらいよ」を絡めた記事が、読売新聞オンラインに掲載されました。とても良記事ですので、是非ご一読ください↓↓

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