[日本入国(帰国)]ワクチン3回接種者は出国(搭乗前)前PCR検査不要に(※9/7より)

2022年12/8追記)スリランカ保健省は、12/6付けで海外からのスリランカ入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検疫措置の変更を発表しました。詳細は右記の記事をご覧ください⇒スリランカ入国に『ワクチン接種証明書』も『陰性証明書』も不要になりました(2022年12月7日~)(←クリックすると該当記事にリンクします)
10/11追記)10/11日本入国より、入国後の検疫が緩和になりました。詳細は『【スリランカ入国】【日本帰国(入国)】新型コロナウイルス感染症最新版(2022年10月11日以降)』をご参照ください(←タイトルをクリックすると、該当記事にリンクします)
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新型コロナ感染症(Covid-19)の水際対策として、海外から日本に入国(帰国)する際は、現在『出国(搭乗)72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明が必要』となっています。

しかし2022年9月7日(0時)より、日本政府が有効と定めるワクチンを3回接種済み(※公的機関で発行された接種証明書が必須)であれば、日本帰国前(搭乗前)のPCR検査は不要となります

ここで注意が必要な点は日本政府が有効と定めるワクチンという部分です。

日本政府が有効と定めるワクチンメーカー(回目及び回目接種)
※以下のいずれかであれば、1回目と2回目が異なる種類でも有効
ファイザー(Pfizer)/コミナティ(Comirnaty)筋注 
復星医薬(フォースン・ファーマ)/ビオンテック社製も同一とされ有効
アストラゼネカ(AstraZeneca)/バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注
コビシールド(Covishield)も同一とされ有効
モデルナ(Moderna)/スパイクバックス(Spikevax)筋注
ヤンセン(Janssen)/ジェコビデン(JCOVDEN)筋注 
1回のみ接種をもって2回分相当とみなされる
バーラト・バイオテック(Bharat Biotech)/COVAXIN
ノババックス(Novavax)/ヌバキソビッド(Nuvaxovid)筋注
コボバックス(COVOVAX)も同一とされ有効

日本政府が有効と定めるワクチンメーカー(3回目接種)
1,2回目の接種が上記に記載されていないワクチンが含まれる場合、その接種はカウントとされません。
ファイザー(Pfizer)/コミナティ(Comirnaty)筋注 
復星医薬(フォースン・ファーマ)/ビオンテック社製も同一とされ有効
アストラゼネカ(AstraZeneca)/バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注
コビシールド(Covishield)も同一とされ有効
モデルナ(Moderna)/スパイクバックス(Spikevax)筋注
ヤンセン(Janssen)/ジェコビデン(JCOVDEN)筋注 
バーラト・バイオテック(Bharat Biotech)/COVAXIN
ノババックス(Novavax)/ヌバキソビッド(Nuvaxovid)筋注
コボバックス(COVOVAX)も同一とされ

3回接種の中に日本政府が有効と定めるワクチン以外のものを接種している場合、3回接種済みとはみなされず、日本帰国(搭乗)72時間以内のPCR検査による陰性証明書が必要となります

3回とも日本でワクチンを接種している方であれば気にする必要はないかもしれませんが、海外でワクチン接種されている方は特に注意が必要です。

例えば、スリランカでは1,2回目の接種に中国製のシノファーム(Sinopharm)、ロシア製スプートニクV(Sputnik V)も用いられていましたが、このいずれも日本政府が有効と定めるワクチンのリストには入っていません。
3回目のブースター接種、4回目の接種にはファイザー(PFIZER)が用いられていますが、1,2回目の接種にシノファーム(Sinopharm)、3回目のブースター接種にファイザー(PFIZER)ワクチンを打っている場合、3回接種完了とはみなされません

日本政府が有効と定めるワクチンを3回接種済みで、日本帰国前(搭乗前)のPCR検査が免除となるためには、各国・地域の政府等公的な機関で発行された接種証明書であることが必須となります。

日本で発行された接種証明書は、以下のいずれかに該当するものが有効とされています。
・政府又は地方公共団体発行の「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」
・地方公共団体発行の「新型コロナウイルスワクチン予防接種済証」
・医療機関等発行の「新型コロナワクチン接種記録書」
・その他同等の証明書と認められるもの

しかし、日本の入国時に見せる接種証明書は日本語でも構いませんが、スリランカ入国時に認められるワクチン接種証明書は英語記載である必要があります(日本語のみの記載の場合は、英訳証明書の添付が必要です)

日本でワクチン接種された方は、「パスポート情報等を記載した海外用及び日本国内用の接種証明書」を申請されることをお勧めします。詳細は、厚生労働省の該当ページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html)にてご確認ください。

スリランカでワクチン接種をした方の場合は、接種時に記入されたワクチンカードではなく、別途Smart Vaccination Certificateの申請をする必要があります
📝ワクチン接種証明書申し込みフォーム→https://covid-19.health.gov.lk/certificate/
上記の予防接種証明書は海外渡航者のみに発行されます。
申請時に渡航日程を証する書類(航空券予約票等)が必要です
証明書の発行には14日ほどかかります(緊急に証明書が必要な場合は、管轄のMOHオフィスに要問い合わせ)。
パスポート1枚につき1回のみ申請可能

以上が9月7日から適用される、出国(搭乗前)前PCR検査免除の概要です。

日本からスリランカに渡航し、日本に帰国する場合のワクチン接種状況による概略を下記の表にまとめました。
あくまで参考までに弊社が作成したものであり、内容の正誤に関する責任は負いかねますので、最新情報や詳細は日本ならびにスリランカ政府で公式の発表されている情報も必ずご確認ください
(↓文字が読みづらい場合は、画像をクリックして拡大してご覧ください)

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