スリランカ航空直行便 金曜(コロンボ発)・土曜日(成田発)フライトにご注意

9/3追記)コロンボ発成田行き(UL454便)、8/12~9/2の期間の13便すべて1時間以上の遅延はありませんでした。成田発コロンボ行き(UL455便)、8/12~9/3の期間の14便のうち1便のみパイロットの体調不良による交替で約10時間の遅延となりましたがそれ以外の13便は1時間以上の遅延はなく離陸しているため、8月12日以降は遅延が解消されているといえます。

6/26追記)スリランカ航空は遅延やパイロットの退職などメディアで報じられている件について6/25付けで声明を発表しました→SriLankan Airlines Statement on its Fleet and Technical Crew Numbers』。声明によると、過去 2 か月間、予定していた 18 機の航空機のうち修理に出している機体があるため15機に減らして運航せざる負えず、フライトスケジュールと定時運航に影響を及ぼしていますが、2023 年 7 月中旬まではこの状況が緩和されるだろう(※追記-8月12日以降遅延は解消されていますと述べています。 また、メディアで報じられた大量退職者に伴う人員不足については否定をしています。

6/22追記)3か月分(3/22~6/21)のフライト履歴があったため、3か月の表に差し替え、本文内容も3か月のデータに基づいて修正しています。

※スリランカ航空は7月29日より週4便(成田発:火木土日/コロンボ発:月水金土)となりますので、8月以降はまた傾向が変わってくる可能性があります。
7月末からのスケジュールは2023年7月末から週4便に(運航スケジュールと滞在日数早見表)の記事をご参照ください。

スリランカ航空の成田ーコロンボ便はスリランカと日本を結ぶ唯一の直行便です。
直行便のため、乗り継ぎのわずらわしさもなく最短時間でスリランカと日本を行き来することが出来ます。

しかし、そんな唯一の直行便。最近遅延が顕著になっています。
3/22~6/21までのフライト履歴(FlightAwareより転載)は下記のとおりです。
成田発UL455便は火・木・土曜日の週3便の運航(2023年7月30日から火・木・土・日曜日の週4便の運航)です。
3/23~6/22の40便中2時間以上の遅延は6便。確率にして約15%ほどの遅延ですが、1時間以上の遅延でみると15便で確率にして37.5%と2倍となります。
2時間以上の遅延全6便のうち土曜日出発は3便と半分を占めています。1時間以上の遅延でみると15便中土曜日の便は9便と6割を占めています

復路(コロンボ発UL454便は月・水・金曜日の週3便の運航(2023年7月29日から月・水・金・土曜日の週4便の運航)です。
3/22~6/21の40便中、2時間以上の遅延は16便。確率にしてにして40%ですが、遅延が見え出した4/8~6/21の33便に絞ってみると、2時間以上の遅延は16便。確率にしてにして48%で遅延となっています。

追記)6/23~7/12フライト (9便中5便で定刻から1時間以上の遅延。金曜発は3便中3便とも遅延)

追記)7/14~8/5フライト (12便中5便で定刻から1時間以上の遅延。金曜発は4便中4便とも遅延)
曜日ごとに見ると、遅延の偏りが顕著となります。
遅延が一番多いのが金曜日3/22~6/21の13便中2時間以上の遅延は10便。確率にして約77%遅延しています。遅延が見え出した4/8~6/21の11便に絞ってみると、2時間以上の遅延は10便。確率にしてにして90%となります。
一番遅延が少ないのが水曜日3/22~6/21の14便中2時間以上の遅延は2便。遅延の確率は14%です
月曜日の場合、3/22~6/21の13便中2時間以上の遅延は4便。遅延の確率は30%です。

遅延の理由はスリランカ航空は明確にしていませんが、6/2にUL454便(コロンボ・成田便)を利用して推測したことは『機体が足りてない/使用可能な機体でスケジュールがまわせていない』ということです。
というのは、6/2の19:50分発のフライトについて、スリランカ航空から当日の朝7時前には遅延(19:50発→22:50発に変更)のメールを受け取ったのです。
定刻のフライト時刻まで12時間以上もあるにもかかわらず、すでに遅延が決定しているのは不思議な話です。
そしてメールで受け取った予定時刻22:50にも出発することはありませんでした。
搭乗ゲートのロビーで待っていても、搭乗ゲートの目線の先には駐機している飛行機が無いのです。
そして22時前に搭乗ゲート近くに飛行機が駐機し、パッセンジャータラップから乗客が下りてきました。乗客や荷物が下ろされて、22:40頃にその駐機していた飛行機への搭乗が案内され、23時頃に搭乗口が閉められました。

UL454のコロンボ→成田便は、折り返しUL455の成田→コロンボ便となります。
つまり、UL454便で大幅な遅延が発生すると、UL455便にも影響が出てくるのです。

特に、実際に金曜便に搭乗して考えられたのは金曜日のコロンボ発のUL454便に使用できる機体を定刻に準備することが出来ないのではないか』ということです。定刻のフライト時刻まで12時間以上もあるにもかかわらずすでに遅延の連絡がきたことは、その予想が大幅に外れてはいないことを物語っているのではないかと思います。

これまで到着日は空港近くのニゴンボ(空港から約30分)で1泊が定番ルートとなっていましたが、一部高速道の利用によりシギリヤキャンディゴールなどに3時間以内で行けるようになったため、旅行予定が短くしか取れない方は、到着日にそのままシギリヤやキャンディなどに移動という方も増えてきていました。

しかし、このように顕著になっている遅延がいつまで続くのか、いつ解消されるか予測がつかないないため、土曜日の成田発に搭乗予定の場合は、初日の宿泊場所は空港近くのニゴンボ(または空港から1時間圏内のコロンボ)にする方がよさそうです。
※6/26追記)スリランカ航空は遅延やパイロットの退職などメディアで報じられている件について6/25付けで声明を発表しました→SriLankan Airlines Statement on its Fleet and Technical Crew Numbers声明によると、過去 2 か月間、予定していた18機の航空機のうち修理に出している機体があるため15機に減らして運航せざる負えず、フライトスケジュールと定時運航に影響を及ぼしていますが、2023 年 7 月中旬まではこの状況が緩和されるだろうと述べています。 また、メディアで報じられた大量退職者に伴う人員不足については否定をしています。(※追記-8月上旬の時点でスリランカ発金曜便の遅延は解消されていません)

また、金曜発で土曜日に成田到着のフライトに関しても、国内線乗り継ぎで一括して航空券を購入している場合は、遅延で乗り継ぎできなかった場合でも後続便に振り替えられますが、ANAやJetstarなど国内線のみを別に購入している場合や新幹線などの指定席を予約している場合は、乗り遅れると無効になるため注意が必要です。

【モルディブ(マーレ)乗り継ぎ便利用もご注意】
モルディブ(マーレ)に行くために、スリランカで乗り継ぐ方も多いかと思います。
スリランカ航空のコロンボ発マーレ行きは1日3便(7:20/13:30/18:55発)あり、UL455からUL103(18:55)への乗り継ぎは、唯一その日のうちにマーレに行ける便ですが、乗り継ぎ時間が1時間半しかないため、遅延の場合は翌朝便に振り替えられる可能性が高い(宿泊場所はスリランカ航空が手配)ので注意が必要です。

🔦因みに、トランジットで空港から出ない場合はトランジットビザの必要はありませんが、入国にはトランジットビザが必要です。トランジットビザ(滞在48時間以内)は事前申請(Electronic Travel Authorization (ETA) official website )で無料です。初めから翌日の便を予約しおいて、1日トランジットでスリランカ滞在を楽しむのも一案です。
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