9月21日(土)は、スリランカ大統領選挙の投票日です。
スリランカの大統領の任期は5年(3選まで立候補することが可能)となります。
前回の大統領選は、2019年11月に実施され、ゴータバヤ・ラージャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)が当選しましたが、2022年にスリランカ経済の悪化の責任を問う大統領退陣を求めるデモが続き、2022年4月に任期途中で辞任していました。大統領退陣に伴い、当時の首相であったラニル・ウィクラマシンハ(Ranil Wickremesinghe)が新大統領として、ゴータバヤ元大統領の残りの任期期間まで就任しています。
日本はシルバーウィークの連休ということもあり、大統領選挙期間にかけて旅行される方も多いかと思います。
現在、在スリランカ日本大使館からは、下記の通り注意喚起が出ています。
○9月21日に大統領選挙が実施される予定で、選挙キャンペーンの間、各地で集会などが開催されます。
○今後、同選挙に向けた選挙活動の活発化や選挙結果等に起因した暴力的なデモや集会、抗議活動が行われる可能性もありますので、十分注意する必要があります。
1 スリランカでは、本年9月21日(土)に大統領選挙が実施される予定です。既に選挙キャンペーンが開始されておりますが、これから各地で本格的に集会などが開催される予定です。
(1)選挙投票時間 9月21日(土) 7:00~16:00
(2)選挙キャンペーン期間 8月15日(木)~9月18日(水)
2 今後、同選挙に向けた選挙活動の活発化や選挙結果等に起因した暴力的なデモや集会、抗議活動が行われる可能性もありますので、在留邦人の皆さまや、同選挙キャンペーン期間及び同選挙投票日前後にスリランカに渡航を予定されている方は、治安情勢に関する最新情報を入手し、不測事態に巻き込まれないよう、以下の点に留意しつつ安全対策を講じてください。
(1)集会やデモ活動が行われている場所には近づかないようにし、万一、デモ等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(2)特定の候補者の批判や支持、選挙制度等に関する批判やコメントなど不要な言動・言論を避ける。
(3) 交通規制などが実施され、普段よりも時間がかかる場合があるので、余裕をもって行動する。
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