スリランカは仏教国として知られていますが、仏教だけでなく、ヒンズー教、キリスト教、イスラム教など、多様な宗教が共存する国でもあります。
スリランカ最古の大聖堂「聖ルチア大聖堂(St. Lucia's Cathedral)」とは
コロンボ13地区に建つスリランカ最初の大聖堂
200年以上の歴史を持つ教会の歩み
1838年、この小さな教会はセイロン初の大聖堂へと昇格しました。
現在のゴシック様式の大聖堂は1852年に礎石が置かれ、建設は1873年に始まりました。1881年に第一段階が完成し、1887年に全体が完成しています。建物正面にはイオニア式の4本の円柱が並び、聖母マリア、聖ルチア、聖アンソニー、聖ペテロ、聖パウロ、アッシジの聖フランチェスコなど、7体の彫像が飾られています。
聖ルチア大聖堂の見どころ
彫刻や絵画が彩る荘厳な内部空間
日本軍の爆撃を受けたドーム
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4つの鐘と正面を飾る7体の聖人像
この大聖堂には4つの鐘があり、それぞれ名前が付けられています。大聖堂の名前にもなった「聖ルチア」とは
視覚障害者の守護聖女として信仰される理由
聖ルチアにまつわる伝承と12月13日の祝日
しかしその後、異教徒との縁談が持ち上がります。求婚者は、ルチアがすでに神に仕える身であることを知ると彼女を訴え、ルチアは投獄されてしまいました。伝承によれば、辱めを受けそうになったうえ、火刑に処されそうになりますが、薪は燃えなかったとされています。
さらに後世の逸話では、彼女は目をえぐり出された末に剣で命を奪われたとも伝えられています。しかし、霊廟に運ばれた遺体の目は元通りになっていたとされ、このことから聖ルチアは「視力」や「光」に関わる守護聖女として広く信仰されるようになりました。
聖ルチアが描かれる際、眼球を載せた皿を手にしている姿が多いのは、こうした伝承に由来しています。なお、12月13日は「聖ルチア」の祝日(聖名祝日)とされています。
日本の教会との違い
スリランカではカトリック教会が多い
まとめ
ゴシック様式の壮麗な建築や美しいステンドグラス、精巧な彫刻、聖人像など見どころが多く、宗教施設であると同時に歴史的・建築的価値の高い文化遺産でもあります。また、第二次世界大戦中のセイロン沖海戦で日本軍の爆撃を受けた痕跡が残るなど、スリランカの近代史を今に伝える貴重な建物でもあります。





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