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 スリランカ南西部にある港町のゴールには、1988年に世界遺産に認定された要塞とその城壁内に形成された歴史地区が残っています(登録名『🔗ゴール旧市街とその要塞群(Old Town of Galle and its Fortifications)』)



テラス席もあります(写真下)
※42 Lighthouse Street/41 Lighthouse Streetはフォートバザールを運営するティアドロップ社(Tear Drops)のヴィラコレクションとして運営されていますが、ティアドロップ社ホテル共通の、アルコールの1時間のフリードリンクサービス(ソーシャルアワー)の対象ホテルではありません。
14世紀にアラブ人の貿易地として発展していたこの港町、1505年にポルトガル人の探検家と商人が入植してゴールを支配下におき、1585年に城塞を築きました。1640年にゴールの港とゴールフォートがオランダの支配下に入ると、防衛を強固にするために珊瑚や花崗岩でできた14の堡塁(Bastion)と要塞を築きました。さらに1660年代にかけてゴールフォート内を碁盤の目状に整備しました。
↑1640年に作られた壁、塗装せずに残している部分から珊瑚など壁の材質を見て取ることが出来ます。1796年にはイギリスの支配下となり、住居や灯台の建設など多くの建築ならびに改築が行われました。第二次世界大戦中にはさらに多くの要塞が建設されました。
このようにゴール旧市街は各国の統治の歴史をたどり、それぞれの年代に建設された建物が今も多く残る「ヨーロッパ建築と南アジアの伝統が融合した要塞都市」です。
約52ヘクタール(約0.52平方キロメートル)の要塞内に築かれた小さな町(ゴール旧市街)は、歴史的建物を利用してホテルやレストラン、ショップが立ち並び、異国情緒漂う街歩きが楽しいところです。
ゴール旧市街にある、歴史的建築を利用したホテルとして代表的なものは下記のホテルがあげられます。
1. アマンガッラ (Amangalla Hotel):1694年にオランダ総督とそのスタッフの専用ホテルとして建てられ、1865年からはニューオリエントホテルとして開業
2. フォートプリンターズ (The Fort Printers):18世紀マヒンダカレッジとして使用された後、印刷会社であるメッセンジャー社のオフィス
3. ゴールフォートホテル (Galle Fort hotel):オランダ統治時代17世紀に個人の邸宅と倉庫として建てられ、イギリス統治時代に宝石商の邸宅として改装
4. ヘリテージゴールフォート (The Heritage Galle Fort):ポルトガル、オランダ領時代に教会墓地であった場所 
5. マーチャント (The Merchant Galle Fort Hotel):オランダ領時代は墓地で、イギリス領時代は市営市場や政府庁舎であった場所
6. フォートバザール(Fort Bazaar):1800年代建築の商人の邸宅を増改築
今回は、上記以外であまり知られていないホテル『🔗42 Lighthouse Street』を紹介します。
42 Lighthouse Streetは全4室のブティックホテルです。ホテルの名前はホテルの住所そのまま。世界遺産であるゴール旧市街のライトハウスストリートに位置しています(写真下の赤い印)。
下記がホテルの入り口です。ホテルの看板はどこにも見当たりません。↑上記写真はホテル公式ページより転載
手がかりは、柱についている住所の番地を示す42のプレートのみ(下記写真)中に入ると広いリビングが二続きとなっています。
スリランカの歴代大統領の風刺画が飾られている2つ目のリビング(写真下)
その先はダイニングルームとなっています(写真下)。入り口からリビングとダイニングまでは扉が無く一続きとなっています。
ダイニングルームの先にあるのが、パントリーと客室(Classic bedroom)です。2,3階に続く外階段もあります。客室1:Classic bedroom
部屋の広さは18平米。この部屋のみクイーンサイズベッドとなります(そのほか3室はキングサイズベッド)。
客室2:Deluxe Bedroom
部屋の広さは22平米
↑上記[Deluxe bedroom]の写真はホテル公式ページより転載
客室3:Superior Bedroom1
部屋の広さは28平米

↑上記[Superior bedroom]の写真はホテル公式ページより転載
反対側からは、赤瓦の家並みの先にインド洋が見えます(写真下)。
以上が42 Lighthouse Streetの概要です。4室のみなので、家族やグループで4室予約して貸し切りヴィラとして過ごすこともできます。
客室4:Superior Bedroom2
部屋の広さは28平米
↑上記[Superior bedroom]の写真はホテル公式ページより転載
3階部分はルーフトップテラスとなっています(写真下)。左後方に見えるのは1871年に建てられたゴシック様式のイギリス国教会であるオールセインツ教会(All Saints' Church)。
以上が42 Lighthouse Streetの概要です。4室のみなので、家族やグループで4室予約して貸し切りヴィラとして過ごすこともできます。
補足)42Lighthouse Streetより約50メートル先にある🔗41Lighthouse Street(運営は42Lighthouse Streetと同じ)はプールならびにビリヤード室付きの貸し切りヴィラ(客室3室、最大7名まで利用可)となりますので、グループの場合はこちらもお勧めです。
↑プール付き貸し切りヴィラの41Lighthouse Street(上記写真は公式ページより転載)反対に、1,2名で確実なプライベート滞在を望むなら、同じティアドロップス社運営の1棟2名のみ(客室1、パントリー付き)のプライベートヴィラ🔗8 Leyn Baan(下記写真)もお勧めです。
↑1棟1室のプライベートヴィラの8 Leyn Baan(上記写真2枚は公式ページより転載)42 Lighthouse Streetに話を戻すと、パントリーはありますが、基本プランは朝食付きとなっています。この朝食、約300メートル先のホテルフォートバザール(Fort Bazaar)から提供されます。ヴィラ内で食べることもできますし、フォートバザールのレストラン(Church Street Social)で食べることもできます。なお、42 Lighthouse Streetにはプールはありませんが、フォートバザールのプールを利用することが出来ます。
レストラン(写真下)テラス席もあります(写真下)
※42 Lighthouse Street/41 Lighthouse Streetはフォートバザールを運営するティアドロップ社(Tear Drops)のヴィラコレクションとして運営されていますが、ティアドロップ社ホテル共通の、アルコールの1時間のフリードリンクサービス(ソーシャルアワー)の対象ホテルではありません。
※一方で42 Lighthouse Streetの宿泊者は、フォートバザール宿泊者と同じく、希望すればGalle Heritage Foundationの考古学スタッフによるゴール旧市街ツアー(朝)に参加できます(無料ですが、案内してくれたスタッフにチップを渡すのが望ましいです)。
考古学スタッフと一緒に回らなければわからないような、旧市街の多くの話を聞くことが出来ますので、このツアーは是非参加してみてください。
◆ゴール旧市街に泊まる魅力◆
ゴールの人気のホテルといえば、ジェフリーバワ設計の🔗ジェットウィングライトハウス(Jetwing Lighthouse)でしょう。
このジェットウィングライトハウスもとても魅力的でお勧めするホテルですが、ゴール旧市街からは車で約10の距離にあります。
ゴール旧市街を存分に満喫するなら、ゴール旧市街内の宿泊がお勧めです。
ゴールの魅力の一つが夕方。南西部にあるので城壁の上からインド洋に沈む夕陽を臨むことが出来ます。
日没に合わせたスリランカ海軍による国旗の降納式
日没後には灯台に灯りがつきます。
⇩灯台と月。月の下に見える白い仏塔はウナワトゥナにある日本山妙法寺(Japan Peace Pagoda)
夜は街灯がつき、ショップやレストラン、カフェの照明も漏れ、日中とはまた異なる美しい町並みを見ることが出来ます。旧市街内は約400メートル四方で歩きやすい規模のほか、カフェやレストランも多く夜も営業しており街灯もあるので、夜でも安心して町歩きが楽しめます。ゴール旧市街内にあるホテルの多くの基本プランは朝食付きです。夕食付きも選択可能ですが、旧市街内に泊まる際は夜の町歩きをしながら夕食を別の場所でとるのも一案です。
↑要塞・城壁群もライトアップされます。
夜だけでなく早朝の旧市街の散策もお勧めです。
日中は観光客でにぎわうゴールフォートも朝は車通りが少ないので、建物などの写真を撮るのに適しているほか、旧市街内にある学校に登校する学生の姿(スリランカの学校は7時半から始まります)など日常の旧市街の様子を垣間見られるほか、クジャクやサルなどの野生動物も旧市街内で観察することができます。
↑↓人も車もいない写真を撮れる早朝↓旧市街でも見られるスリランカ固有種のカオムラサキラングール(Purple-faced langur)
↓写真を撮る観光客でにぎわう灯台周辺も、早朝はインドクジャクが闊歩
↓写真を撮る観光客でにぎわう灯台周辺も、早朝はインドクジャクが闊歩
📝旅の準備や旅行中に役立つ人気の旅行ガイドブック
婦人画報 2024年12月号;13ページにわたるスリランカ特集














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