COVID-19 スリランカの状況 (2022年3/3現在) ※3/23情報追記済み

4/18追記) これまでスリランカは、公共の場でのマスク着用が義務付けられていましたが、4/18より屋内ならびに公共交通機関利用時以外は、マスク着用の義務はなくなりました4/18追記) 4/21以降更なる通知があるまで、着用義務の解除は停止となりました。通知解除となるまで、引き続き屋外も含めて外出時はマスクの着用が義務となります。→6/10付けで着用の義務は解除となりました。
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3/1より日本の水際対策も緩和され、スリランカ(指定の国・地域)からの帰国(入国)の場合、待機期間は最低3日間となりました。
📚参照[日本] 日本帰国後の待機期間の短縮と、ワクチン3回目(ブースター)接種者の免除について(←タイトルをクリックすると該当記事にリンクします)

スリランカのガイドラインもさらに緩和され、ワクチンを2回接種していれば、渡航前ならびにスリランカ到着後の検査(PCRや抗原検査)は免除(不要)となりました。
📚参照ツーリストビザ(観光ビザ)での渡航ガイドライン (2022年3/1~)(←タイトルをクリックすると該当記事にリンクします)

スリランカならびに日本の規制が緩和されたことにより、海外渡航のハードルがぐっと下がり、春休みまたはゴールデンウィークの旅行の計画を立てようとされる方も多いのではないでしょうか。
しかし、気になるのは渡航国の新型コロナ感染症(COVID-19)の状況かと思います。
2022年3/3現在のスリランカのCOVID-19の状況について追記)3/23に3/22までの状況を追記しました。

 【感染者状況】
スリランカは、昨年(2021年)8月にデルタ株の出現で感染者が増加し、8月下旬には1日の新規感染者数が初めて5,000人を記録し、ピークは5,946人にまで達しました(※下記保健省発表のグラフでは5千のラインを下回っていますが…)。
しかし、ワクチン接種と8/21から始まった終日外出禁止令措置が功を奏してか、その後大幅な減少を見せ始め、9/21には約2か月ぶりに1日の新規感染者数が1000人を下回り、デルタ株が蔓延する前の7月中旬の水準に戻りました
オミクロン株の影響で2022年2月には1日の新規感染者数が1000人を上回りましたが、2月末にはまた1000人を下回りそのまま3桁で推移しています
3/23追記) その後も新規感染者数は減少傾向にあり、3月中旬以降の新規感染者数は300人以下で推移しています。
上記表『COVID-19の新規感染者数推移』出典:スリランカ保健省(Ministry of Health)3/2発表

2021年の7月の感染者数の増加に合わせるように増加していた死亡者数、9月初旬は連日200人を超えていましたが、新規感染者数の減少とともに死亡者数も減少傾向に転じ、2021年10/2に1日の死亡者数が50人を下回りました。それ以降50人を上回ることなく推移しています。
3/23追記) その後も死亡者数は減少傾向にあり、3月中旬以降の1日の死亡者数は10人以下で推移しています。
上記表『COVID-19の死亡者数推移』出典:スリランカ保健省(Ministry of Health)3/2発表
地域ごとの感染者数は、北部州のキリノッチ県並びに南部のゴール県が感染者密度が高くなっています。スリランカ最大の商業都市で、人口が多く人口密度も高いコロンボ県は、ブースター接種(3回目接種)が優先に開始されたためか、感染密度は先の2か所を下回っています。
上記出典元はスリランカ保健省(Ministry of Health)COVID19調査システムによるもの(3/2発表)

2022年3/3,午前10時までの24時間のデータでは、1日のCovid-19新規感染者数は751名Covid-19死亡者数は23名となってます。
3/23追記) 最新データ(2022年3/22,午前10時までの24時間のデータ)では、1日のCovid-19新規感染者数は296名Covid-19死亡者数は5名となってます。

ロックダウン
デルタ株の感染拡大を受けて、2021年8/21から10/1まで「終日外出禁止(ロックダウン)」となっていましたが、2021年10/1以降はロックダウンにはなっていません

ワクチン接種
スリランカでは新型COVID-19ワクチンとして、アストラゼネカ「コビシールド」中国製「シノファーム」ロシア製「スプートニクⅤ」「モデルナ」「ファイザー」5種が使用されています。
3回目のブースター接種においては「ファイザー」のみが使用されています。
上記の表は、保健省疫学ユニット(Epidemiology Unit)3/3発表のもの
3/3の時点で、ワクチンを1回接種した人数は約1,691万人(人口の約77.1%)2回接種した人数は約1,418万人(人口の約64.7%)ブースター接種(3回目)した人数は約722万人(人口の約33%)となっています。上記でも触れたとおり、ブースター接種はコロンボ県の30代以上を優先に開始されたため、コロンボ県のみの場合は3回目接種率は高いことが推測されます。
3/23追記) 3/22の時点で、ワクチンを1回接種した人数は約1,699万人(人口の約77.5%)2回接種した人数は約1,438万人(人口の約65.6%)ブースター接種(3回目)した人数は約771万人(人口の約35%)となっています。

外出時のルール
スリランカでは現在、外出時はマスクの着用が義務付けられています
また、施設の入館時には検温消毒、場所によっては連絡先の記入またはQRコード読み取りによる入館・退館登録が求められます。
現在、2022年4月1日より公共施設等はワクチン接種者のみ許可(ワクチン対象年齢の場合)となると予告されています。

海外からの観光客の状況※3/23追記) 
スリランカは2021年1月21日より海外からの観光客の受け入れを開始していますが、2021年9月にガイドラインが改定となり『ワクチン完全接種者』の場合、到着後の隔離もPCR等の検査もいらなくなってから、観光客が右肩上がりに上昇しています。冬期休暇としてロシアやヨーロッパからの観光客が増加し、ています。
2021年8月         5,040人
2021年9月       13,547人
2021年10月     22,771人
2021年11月     44,294人
2021年12月     89,506人
2022年1月       82,327人
2021年2月       96,507人
2021年3月(3/1-3/20) 72,047人

観光渡航
スリランカの現在の渡航ガイドラインでは『ワクチン完全接種者』の場合、
1. [最低滞在日数の制限なし]
2. [スリランカ渡航前(搭乗前)のPCRならびに抗原抗体検査不要]
*ただし、利用航空会社ならびにトランジット国が出国前検査を求めている場合は、その条件に従う必要があります。
3. [スリランカ到着後の検疫なし]
4. [スリランカ到着後にPCR検査は不要]
*ただし、帰国先(トランジット国)または帰国便の航空会社が PCR検査を求めている場合は、別途PCR検査が必要です(自己手配)※現在日本入国(帰国)には出国72時間以内のPCR検査が必須です。
5. [ホテルのカテゴリや宿泊場所の制限はありません]
6. [訪問先や移動手段の制限はありません]
となっています。

⭕️ スリランカ政府の定めるワクチン完全接種者とは
① 規定された回数分のCOVID-19ワクチンを接種していること。
② 2回目の接種から14日以上が経過していること。
*このガイドラインが適用されるには、上記①②の条件いずれも満たされている必要があります。
*ワクチンは、接種した国で承認されているものであれば種類は問いません。
*ヤンセン(Janssen)ワクチンの場合は、1回接種後2週間が経過していれば「ワクチン完全接種者」とみなされます。
*12~18歳のお子様は、ワクチンを少なくとも1回接種してから2週間後経過している場合は、「ワクチン完全接種者」とみなされます。
つまりワクチン接種者は実質制限なしの自由旅行が可能となっています

【旅行会社の手配をお勧めする理由
このように書くと押し売りの宣伝のようですが、コロナ禍の渡航は旅行会社を通じての手配が安心な上、渡航前の準備の煩わしさが軽減されます
弊社は、日本人駐在スタッフがスリランカにいますので、スリランカの現況や渡航時期についての助言をすることもできますし、頻繁に変わるガイドライン等も最新情報を提供できるほか、ホテルならびに移動車両の手配など、すべて一つの窓口でできる手軽さがあります。
また、予算や希望に沿ったホテルの提案をすることができますし、ホテルにも食事のアレルギーや禁煙もしくは喫煙希望など細かなやり取りも可能です。
日本帰国後の行動措置のガイドラインや日本帰国前のPCR検査についても情報の提供が可能です。
さらには、渡航前のPCR検査で陽性の場合のキャンセルや渡航延期など不測の事態にもホテルや政府観光局などの間に立って交渉をすることができます
旅行会社を介して手配すると高い」というイメージがあるかと思いますが、実はホテルによっては旅行会社を介したほうが安い場合もあるのです。
ホテルによっては旅行会社向けの料金を出しているところもあります。その場合、旅行会社の手配料などが加算されたとしてもトータルでは個人手配よりも安くなる場合があります。

ホテルの予約サイトで気軽に予約ができるようになったり、旅行ガイドブックや様々な旅行に関するインターネットサイトや情報サイトがあり、手軽に旅行ができる時代になっており、旅行会社を利用される方は減少傾向にあります。
しかしこのような状況が頻繁に変わる中での渡航、旅行会社への依頼という選択も是非ご検討ください。
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