夏休みも本番。すでにスリランカ旅行を決めている方やこれから計画を立てる方にも参考にしていただける記事をまとめました。
【夏がシーズン/日にち限定の観光】
❶ キャンディペラヘラ
スリランカ中部州にある、世界遺産でもある聖地キャンディで10日間にわたり行われる祭り。エサラ月の新月の5日後から10日間にわたり開催されるため、毎年開催期間が異なります。今年は7/30~8/9(8/9はデイペラヘラ)に開催されます。ペラヘラの練り歩くルートは日によって異なるので、鑑賞券を持たず自由観覧を予定している方は事前に確認が必須です⇒🔗Perahera Route 2025
❷ エレファントギャザリング
世界遺産のシーギリヤやポロンナルワの近郊にある国立公園では、乾季(7~10月前半頃)の水が枯渇する時期に、水が引いた場所に芽吹いた草地をめがけて周辺に生息するゾウが一同に集まる「エレファントギャザリング」という現象を見ることが出来ます。まさに今がシーズンとなっています。
📝エレファントギャザリングの詳細については以前の記事をご参照ください⇒『🔗エレファントギャザリングシーズン到来』
【渡航前準備】
❶ 観光ビザ(ETA)取得
現在、日本を含む対象40か国は、30日間有効のツーリストビザの申請費用が免除(無料)となっています。しかし、ビザが不要(免除)になるわけではなく、あくまで申請費用が免除(無料)となるだけなのでビザ申請手続き(ETA:電子渡航認証)は必要となります(トランジットで入国する場合も)。なお、入国審査時に提示が必要であったアライバルカード(入国カード)は現在不要となっています。
❷ 列車の予約
鉄道旅行を旅の一つの楽しみにしている方もいるかと思います。特にスリランカの中央高地を走る列車は、高原列車や紅茶鉄道とも呼ばれ、海外観光客のみならず国内の旅行客にも大変人気の路線です。そのため、人気の路線は発売日(乗車日の30日前)に瞬時または即日完売となっていますので乗車日が決まっている方は、発売日の手配をお勧めします。
📝スリランカ鉄道のオンライン購入についてはこちらの記事をご参照ください⇒『🔗スリランカ列車、オンライン購入マニュアル』
❸ 日本から持って行った方が良いもの
◎雨具;スリランカの気候は、モンスーンの影響を大きく受けます。5月~9月は南西モンスーン期(東海岸がビーチシーズン)、12月~2月は北東モンスーン期(3,4月も含めて西海岸がビーチシーズン)、その合間の3月~4月、10月~11月はモンスーン期の合間となります。
モンスーンの影響を受けるエリア(雨が降りやすいですが、1日中降り続くわけではなく、30分~2時間程度で止みます)以外でも、時折スコールのような豪雨が降ることがあります。そのため雨具の準備があった方が便利です。
雨具で一番使いやすいのは、折りたたみ傘です。特に日中は日傘として強い日差しを遮るのにも重宝します。ただ、日本から持ってくる場合は、軽量化されたアルミ骨は少しの風でもひっくり返ったり、豪雨に対しての強度が弱くスリランカでは使い物にならないことが多い可能性がありますので、強度の強いものをお勧めします。
スリランカでは、傘といえば折りたたみ傘が主流のため、スーパーや本屋、薬局、文房具屋、商店など多くのお店で取り扱っていますので、スリランカに着いてから購入するのも一案です。
野外の観光がある場合は、レインコート(雨合羽)もあると便利です。レインコートはちゃんとしたものよりも、100円ショップで売っているようなレインコートの方が材質が薄いので、かさばらずバッグなどに入れて持ち歩ける利点があります。また、大きめのジプロック(チャック式ビニル袋)も準備しておくと、突然雨に降られてもカメラや携帯などの電子機器をさっとしまえるので便利です。45Lのゴミ袋も手荷物ごと覆えたり、穴をあけてレインポンチョ代わりにできるので、便利です。
◎虫よけスプレー;スリランカでは、デング熱やチクングニア熱など、蚊を媒介する感染症が報告されています。特にチクングニア熱については、6/2付けで在スリランカ日本大使館からも注意喚起がなされています⇒「🔗チクングニア熱に関する注意喚起について」
虫よけスプレーはスリランカのスーパーや薬局でも販売されていますが、日本のディート(DEET)※入りの虫除けスプレーが効果的です。※日本では、ディート成分30%が最高濃度となりますが、12歳未満の小児にはディート濃度が12%以下の製品を使用するように注意喚起されています。
客室内にプラグタイプの蚊取りリキッドが置かれているホテルが多いですが、スリランカの蚊よけリキッドは日本のものと比べて効果が弱いので、ワンプッシュタイプの部屋用の虫よけスプレーも持って行くことをお勧めします。【空港到着/空港からのバス移動】
❶ 空港到着後の流れ
空港の入国の流れや、空港内の銀行やツーリストSIMのカウンター場所について書いています⇒『🔗バンダラナイケ国際空港(BIA)到着後の流れ』
❷ 空港からの移動
ツーリストカーの予約をしていない方で、公共交通機関や配車アプリを利用予定の方は下記の記事をご参照ください。
⇒『🔗観光地でのUber(Pick Me)の利用の注意とコツ』
⇒『🔗空港からコロンボまで、A/C付きバス(高速道利用)がLKR290!!』
【スリランカ滞在の前知識】
❶ スリランカのお酒事情
日本では24時間お酒を購入することが出来るうえ、ファミリーレストランなどお酒を提供する飲食店の範囲も広いですが、スリランカでは制限がありますので、お酒の好きな方は事前にスリランカのお酒事情を把握しておくと良いかと思います⇒『🔗スリランカのお酒事情』
❷ スリランカの税について
スリランカの多くのレストラン(ホテルレストランを含む)では外税の所が多く、経営規模により異なりますが、加算される税はサービスチャージを含めて10~32%と大きな開きがあります。注文したメニューの金額の合計よりも、お会計が異常に高いと感じる方も多いことでしょう。詳細はスリランカの税の仕組みについての記事をご参照ください⇒『🔗飲食や宿泊における課税について』
❸ スリランカのお店について
日本では開店時間にはきっちりお店が開いて商品が提供される準備が出来ているお店がほとんどですが、スリランカではそうでないところも多々あります。さらには大きなショッピングモールであっても、ショップの経営者の宗教により金曜日のお昼に一時的に閉まるところもあります。スリランカのお店の開店時間についての記事をご参照ください⇒『🔗スリランカのお店、訪問時間にご注意』
❹ スリランカの病院/薬局について
旅行中で心配なのは体調を崩すことかと思います。スリランカの医療事情や薬局で手に入る薬、病院のシステムについてはこちらの記事をご参照ください⇒『🔗スリランカの薬局で買える薬の一例とスリランカで病院にかかる場合』
【お土産】
旅行といったらお土産。様々な種類のお土産が手に入る場所はスリランカ最大の商業都市コロンボ(Colombo)。コロンボのお土産店や効率よい回り方については、下記の記事をご参照ください。
🔗[コロンボお土産選び] 行くならこの3エリア(その1. コロンボ3-ゴールロード/Galle Road編)
🔗[コロンボお土産選び] 行くならこの3エリア(その2. コロンボ7-ダルマパーラ/Dharmapala Mawatha編)
🔗[コロンボお土産選び] 行くならこの3エリア(その3. コロンボ7-ホートンプレイス/Horton Place編)
🔗スリランカ最大ショッピングモール(OGF)で買えるスリランカのお土産(前編)
🔗スリランカ最大ショッピングモール(OGF)で買えるスリランカのお土産(後編)
以上となります。
その他にも【現地情報】【旅行準備】【お土産/買い物】【観光】【イベント/祭り】【ホテル情報/施設情報】【自然/動物】【レシピ】【ジェフリーバワ】のカテゴリで投稿していますので、これまでの投稿については右記をご参照ください⇒『🔗全投稿記事 テーマ別一覧』
婦人画報 2024年12月号;13ページにわたるスリランカ特集
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