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スリランカのバナナワイン「Golden Trail」と修道院で作られる珍しい「Rosetto Wine」

 ランカフルカターワ

スリランカ生まれのバナナワイン「Golden Trail」とは?

スリランカから、ユニークなお酒「バナナワイン」が登場しました。
その名も『Golden Trail』。

土産店で見かける「ワイン」との違い

スリランカの土産物店などでは、「ミルクワイン」や「パッションフルーツワイン」といった果実名の付いた飲料を見かけることがあります。ただし日本と同様に、スリランカでも酒類の販売には免許が必要であり、酒店以外で販売されている“ワイン”と名の付く飲料の多くは、アルコール度数が酒類基準に満たないノンアルコール飲料です。そのため、これらの商品にはアルコール度数の表示がない場合もあります。

アルコール度数10.5%の本格フルーツワイン

今回紹介する『Golden Trail』は、酒類販売店で取り扱われている正真正銘のアルコール飲料で、アルコール度数は10.5%。しっかりとアルコール度数を持つユニークなローカルワインです。

ナインアーチブリッジが描かれたパッケージ

パッケージには観光地として人気のナインアーチブリッジ(Nine Arch Bridge)が描かれています。この橋は1921年に完成した、9つのアーチからなる鉄筋未使用の石造橋で、100年以上経った現在も現役で使用されています。
最近では、目黒連さんが出演する『キリン午後の紅茶』のCMに出てきますので、見覚えのある方もいるかもしれません。
↑↑キリン 午後の紅茶 「紅茶鉄道に乗って」篇 60秒(20秒のところに映るのがナインアーチブリッジです)

「Golden Trail」を実際に飲んでみた感想

冷やすと飲みやすくなる独特の味わい

味わいはバナナ由来と思われる独特の酸味と果実感が特徴で、冷やして飲むことで印象が大きく変わり、爽やかで飲みやすい仕上がりになります。

常温では酸味と香りが際立つ

一方で、常温ではややクセの強い香りや酸味が際立つため、好みが分かれる一本といえるでしょう。何より感じるのが酸味。そして飲むごとに、小さいときよく遊んだポリバルーンを彷彿させます(笑)。

バナナ由来の果実香と酢酸エチルについて

あまりに気になったので、ポリバルーン(ビニールポリバルーン)の成分を調べてみると「酢酸ビニール樹脂を有機溶媒(主に酢酸エチル・局方エタノールを使用)で溶かしたもの」とありました。
酢酸エチルと聞いてピンときました。酢酸エチルは天然の果実油の中にも広く含まれる果実臭成分の一つ。その代表的果物がバナナ。まさにこの酸味はバナナ由来のものなのでしょう。
ただ、酢酸エチルといえば、ワインにおいてはまさに欠陥臭(オフフレーバー)。品質不良とまでされてしまいます。正直、グラスに注いだ量を全部飲み干すことはできませんでした。

バナナワインはどんな人におすすめ?

いわゆる一般的なワインとは異なり、「ワインビネガーに近い個性的な果実酒」として楽しむのが適しており、味そのものを評価するよりも“体験型のお土産”として価値がある商品です。

ナインアーチブリッジが描かれたパッケージデザインも魅力で、スリランカ旅行の記念品や話題性のあるお土産としては非常に優秀です。

結論として、「本格ワインとして楽しむ」というよりも、「スリランカならではのユニークな味と文化体験を楽しむ飲み物」として購入するのがおすすめです。

スリランカには修道院が作る「Rosetto Wine」もある

ジャフナで親しまれるノンアルコール飲料

スリランカではブドウはあまりメジャーな果物ではなく、国産のブドウは他の国産の果物に比べて割高です。スリランカのブドウの主な生産地は北部のジャフナ(Jaffna)です。
ジャフナを含む北部地域の一部にしか流通していない、有名なワインがあります。その名は『Rosetto Wine』。
前述の通り、このワインのパッケージにはアルコール度数は記載されておらず、販売されているのも酒店ではないため、ワインといえど酒類ではありません。味はシナモンやクローブのスパイスが聞いていて、ハーバル飲料といった感じです。

修道女が作る珍しい「ワイン」

興味深いのはこのワインが作られている場所。なんと修道院なのです。
ジャフナ近郊のアクチュウェリ(Achchuveli)とう場所にあるこの修道院の修道女達によってこの飲料が作られています。

購入できる場所

このワインはジャフナ市内のRosarian Shopや、マンナール(Mannar)にあるHandloom And Handicrafts Centreなど、北部の限られた場所でしか見かけませんので、是非見かけたら手に取ってみてください。

スリランカならではのユニークなお酒を楽しもう

スリランカのバナナワイン「Golden Trail」は、一般的なブドウのワインとはひと味違う、個性的な果実酒です。バナナ由来の独特の酸味と香りが特徴で、好みは分かれるものの、日本ではなかなか出会えない味わいを楽しむことができます。

冷やして飲むと比較的飲みやすくなりますが、「本格ワイン」として味わうよりも、スリランカならではの食文化や特産品を体験する感覚で楽しむのがおすすめです。ナインアーチブリッジが描かれたパッケージは見た目にも魅力的で、旅行の思い出や話題性のあるお土産としてもぴったりでしょう。

また、スリランカには修道院で作られる「Rosetto Wine」のような珍しい飲み物もあり、地域ごとに特色あるローカルドリンクが受け継がれています。観光だけでなく、こうした個性的なお酒や飲み物にも目を向けることで、スリランカの新たな魅力を発見できるはずです。

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