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お土産におススメ アーユルヴェーダ製品(2018年3月2日投稿記事)

スリランカのお土産といえば紅茶。 紅茶の国らしくメーカーも種類も豊富で、100円ほどで買い求められるものあり、手軽に配れるお土産です。 

でも紅茶以外でもう1品添えてお土産を考えている場合、アーユルヴェーダー製品はいかがでしょうか。 

アーユルヴェーダは4~5千年前のインドが始まりといわれていますが、スリランカのアーユルヴェーダは仏教の伝来とともにインドから広まったアーユルヴェーダと、スリランカ古来からある伝統医療が融合し独自のアーユルヴェーダとして広まったといわれています。
スリランカの人々にとってアーユルヴェーダはとても身近なものであり、専門の薬局は勿論、スーパーにも多くのアーユルヴェーダ製品が取り扱われています。 

スーパーで買える、お土産に最適な代表的な製品をいくつかご紹介します。

シッダレパバーム(シダレパ社)
シンガポールのタイガーバームのスリランカ版です。ユーカリ・シトロネラ・シナモンなどのハーブが配合されており、主に頭痛、筋肉痛、虫刺され(虫避けにも使用)に効きます。スリランカでは風邪のひき初めにお湯を張った洗面器にシダレパバームを溶かし、頭をバスタオルで覆いながらその蒸気を吸います。 頭や鼻がすっきりして風邪の治りも早くなります。
📝日本でも購入可能です↓↓

サマハン(リンク社)


風邪の症状が出ているときにスリランカ人にいわれるのは、「サマハン飲んだ?」という言葉。それだけサマハンは日常に浸透している飲み物です。 14種のハーブと砂糖が配合された粉で、お湯に溶かして飲みます。 ショウガなど体を温めるハーブが配合されているので、風邪のみならずのどの痛みや、体を温める目的で日常的に飲むことができます。 お湯で溶かして飲む以外にも、紅茶に溶かしてショウガ紅茶のようにして飲んだり、温かい牛乳に溶かして飲むのも体が温まっておすすめです。反対に夏はお湯で溶かした後冷ましてレモンを絞るのもスッキリとした味わいでおススメです。
📝日本でも購入可能です↓↓

次はアーユルヴェディック歯磨き粉。スリランカでメジャーなアーユルヴェーダ歯磨き粉といえば、下記3つがあげられます。
スピルヴィッキーは、絞り出した見た目が茶色で見るからに生薬ですが、味に苦味はありません。やや塩味がきつく最初は抵抗があるかもしれませんが、慣れるとほかの歯磨き粉が甘すぎに感じることでしょう。 





📝日本でもこの歯みがき粉は購入可能です↓↓
リンク社のスダンタ方は、シッダレパ社のアーユルヴェーダ歯磨き粉よりはマイルドになっています。

●シグナルハーバル(シグナル社)
生薬のようなアーユルヴェーダ歯磨き粉の味は苦手という方は、シグナル社の方は、味も一般的な歯磨き粉です。フッ素の配合量が850-1150ppmと高濃度なのも特筆すべき点です。


<2019年追記>
 新たなフッ素入りアーユルヴェディック歯磨き粉が販売されています。
●アユッシュ(リーバ社)
こちらも850-1150ppmのフッ素が配合されています。
写真のロックソルト配合のホワイトニングクローブオイル配合の虫歯予防タイプ、の2種類です。
クローブはスリランカ料理だけでなく、日本でも肉料理などに使われる身近なスパイスで、強力な殺菌力を発揮するために歯磨き粉などの製品にも多く使用されています。
※クローブの方はややクセのある味ですので、ただ高濃度フッ素入りの歯磨き粉を求める場合は、ピンクソルト味の方をお勧めします。

※ご注意 現在、日本での歯磨剤のフッ化物濃度の配合上限は1000ppm(フッ素として)と定められています。2017年3月に国際基準(ISO)と同じくフッ素が1500ppmを上限として配合された製品が厚生労働大臣により承認されましたが、6歳未満の使用は控えるように通達されておりますのでお子様がいる家庭はご注意ください。

シトロ(シトロエッセンシャルオイル社)
こちらはシトロネラオイル100%の製品です。
シトロネラはスリランカにも自生するイネ科の植物ですが、強い柑橘系の香りがあり蚊はその匂いを忌避するといわれています。柑橘系の匂いなので、さわやかなアロマの匂いでつけていて人間側にはリラックス効果もあります。肌に直接つけたり、オイルポットに垂らしたり、オイルをしみこませてフレグランスとして室内の芳香や蚊よけとして使用が可能です。
シトロネラオイルの製品はたくさんありますが、希釈されすぎていたり薬剤が配合されていたりと様々です。写真の製品はシトロネラオイル100%で、香りの持続性もあり継続して使用しています。

<アーユルヴェディック石鹸>
スーパーにはたくさんのハーバル系の石鹸も多く売っています。
コホンバ(Kohomba):石鹸、シャンプーも含めスーパーにあるハーバル製品の中で一番多いのが、このコホンバ。和名はインドセンダンですが、英名の「Neem(ニーム)」の方が耳なじみがあるかもしれません。

「奇跡の木」とも呼ばれるほど葉、樹皮、実全てに薬効があり、古くから治療薬としても用いられてきたそうです。抗菌成分を含むため、炎症や痛みの抑止や殺菌、消毒効果があります。石鹸も各社からいろいろな種類が出ていますが、個人的に好きなのが下記写真の●Swadeshi社のコホンバクリア。べたつきがすぐに落ち、洗い上りがとてもすっきりします。
サンダルウッド(Sandalwood):。和名は白檀でお香や家具などに使われ日本でもなじみのある木です。お香としてつかわれる香りも特徴ですが、下痢といった腸や泌尿・生殖器系の不調や膀胱炎などの泌尿器系の感染症にもいいと言われてるほか、乾燥肌の保湿、炎症、肌荒れにも効果があるといわれています。

最近の個人的のお気に入りは、下記写真の●Sanjeewaka社のチャンダナーレーパ・シナモンソープ。主にスパイスとして料理やお菓子、お茶に用いられ、外用の効果について記載のある文献はあまりありませんが、シナモンの匂いがとても好きなため愛用しています。 

ここにご紹介したものはほんの一部で、沢山のアーユルヴェーダ製品がありますので、是非スリランカに来た際は様々な製品を手に取ってみてください。

ただ、スリランカと日本では薬事法が異なっていたりするため、日本では禁止や制限されている薬物が配合されていたり、日本の薬事法で定められた量を超過している(上記フッ素入り歯磨き粉など)場合もあります

アーユルヴェーダというと、オーガニックで体に良さそうなイメージがありますが、日本の厚生労働省では使用や服用を注意する品目もあります。

購入や使用にあたっては、その点にご注意ください。できれば、帰国後にでも含まれる成分や材料について調べることをお勧めします。
特にお土産としてどなたかにあげる場合にも注意が必要です。

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