南の国のクリスマス(2017年12月22日投稿記事)

スリランカの国教は仏教。国民の7割が仏教徒といわれています。 次いで多いのがヒンズー教徒。キリスト教徒は国民の1割と言われています。 ここまで読むと、「キリスト教徒は国民の1割ならば大々的にクリスマスは祝わないだろう」と思われるかもしれません。 しかしスリランカ(特にコロンボの街中)はクリスマスの装飾で彩られています。街中 トナカイ
デパートやレストラン、ホテルなどの商業施設以外にも市庁舎や公園などの公共の施設もクリスマスの装飾で彩られています。 特に美しいのは夜、外の装飾の多くは電球が仕込まれていて、夜はとても見事です。 また路上や店先には臨時のクリスマスショップが設置され、クリスマスツリーやリース、モールなどの装飾品が売られています。 一方、本来のクリスマス。キリスト教徒にとって降誕を記念する重要な祭日です。 多くの教会は教会の前にキリスト生誕時の情景を表したジオラマ(キリストが生誕した馬小屋に東方の三博士が訪れている場面)が飾られています。教会前
上記の写真を見て一番大事なものがおかれていないことに気づきましたか? そう、誕生したばかりのキリストがいません。 この写真を撮ったのはクリスマス前。キリストの生誕とされる25日を過ぎると、全員が見守る視線の先に飼い葉桶に寝かされたキリストの像がおかれるのです。 年末年始スリランカに来られる方は、ヤシの木とクリスマスツリー,半袖で見るクリスマス装飾…日本と大きく異なる南の国ならではのクリスマスに注目してみてください。 

<追記>25日以降の教会のジオラマには、ちゃんと生誕したばかりのキリスト像が設置されていました。 生誕 コンチツアー

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