ペラヘラ祭りはキャンディのみならず(2018年1月16日投稿記事)
旅行客にとって、スリランカで一番有名な祭りというと「ペラヘラ祭り」ではないでしょうか。しかもそれは毎年7~8月(エサラ月)に世界遺産の街、キャンディで10日間に渡って行われるキャンディペラヘラ(エサラペラヘラ)。
日本の大手旅行会社でもこの祭りの日にちに合わせてツアーを組んだ商品を販売しています。 でも実はペラヘラ祭りはキャンディだけではないのです。
ペラヘラ祭りは、ご神体をゾウの背中に乗せて、太鼓たたきや各種の踊り手と共に巡行し、雨乞いなど様々な祈願をこめて行われる祭祀で、スリランカ各都市の仏教寺院や神殿で行われているものです。 10日間にわたり行われ、100頭近いゾウが練り歩くエサラペラヘラは最も大きな規模のペラヘラです。
でも一方で、国内外から人が集まり毎年大混雑となっています。 混雑や道路封鎖があるため開始時間前には着席しておらねばならず、一旦鑑賞席に着くと人の多さに祭りが終わるまで席を立つこともままなりません。
日本の大手旅行会社でもこの祭りの日にちに合わせてツアーを組んだ商品を販売しています。 でも実はペラヘラ祭りはキャンディだけではないのです。
ペラヘラ祭りは、ご神体をゾウの背中に乗せて、太鼓たたきや各種の踊り手と共に巡行し、雨乞いなど様々な祈願をこめて行われる祭祀で、スリランカ各都市の仏教寺院や神殿で行われているものです。 10日間にわたり行われ、100頭近いゾウが練り歩くエサラペラヘラは最も大きな規模のペラヘラです。
でも一方で、国内外から人が集まり毎年大混雑となっています。 混雑や道路封鎖があるため開始時間前には着席しておらねばならず、一旦鑑賞席に着くと人の多さに祭りが終わるまで席を立つこともままなりません。
さらにはキャンディ市内のホテルは「ペラヘラ料金」と祭りの期間は特別料金を設定しており、宿泊料金も高騰します。
「もっと気軽に、でも見ごたえのあるペラヘラが見たい!!」
そんな方にお勧めなのが、2月(ナワン月)の満月日とその前日にコロンボのガンガラーマ寺院で行われる「ナワンペラヘラ」。
2018年は、2月28日、3月1日の2日間開催されます。
※画像はすべてガンガーラーマ寺院公式ホームページより転載
2018年は、2月28日、3月1日の2日間開催されます。
この寺院のペラヘラも規模が大きく、さまざまなダンサーや50頭近いゾウが寺院周辺のベイラ湖を練り歩きます。
事前予約の有料シートもありますが、立ち見でも十分見られるため開始時間に見に来て、自分のペースで帰れる気軽さがあります。
ベイラ湖は、コロンボの中心部にあり、シャングリラ、タージサムドラ、ゴールフェイスホテルなど5つ星ホテルから車で5分圏内の場所にあります。
中でもシナモングランドホテルからは、徒歩5分とかかりません。
付近に鳴り響く太鼓やラッパの音とともに、電飾で煌びやかに飾られた象やダンサーによる華やかな伝統舞踊や、松明を振り回すフャイヤーダンス、悪魔祓いの仮面をつけた者たちの踊りなど多くの演者がパレードに華を添え練り歩くパレード(「ペラヘラ」はシンハラ語で「行列」を意味します)は壮観です。
付近に鳴り響く太鼓やラッパの音とともに、電飾で煌びやかに飾られた象やダンサーによる華やかな伝統舞踊や、松明を振り回すフャイヤーダンス、悪魔祓いの仮面をつけた者たちの踊りなど多くの演者がパレードに華を添え練り歩くパレード(「ペラヘラ」はシンハラ語で「行列」を意味します)は壮観です。
ガンガーラーマペラヘラは、上記で述べたとおり、2月の満月(ナワンポーヤ)に開催されます。
2月の満月日は、仏陀がサーリプッタ(舎利子)とモッガラーナ(目犍連)の2人を主席弟子に任命した日でもあります。また、仏陀の死後3ヵ月後に史上最初の仏教徒会議(サンガ会議)が開かれた日でもあります。この最初会議で、仏陀の教えをもとに僧侶の基本的な倫理規範であるヴィナヤ(律)がここで宣言されたといわれています。
ガンガーラマのナワンペラヘラは、仏陀の教えを守り続けるサンガに敬意を表するペラヘラでもあります。
そのためこのペラヘラには、サフラン色の袈裟を身に纏った僧侶の列がペラヘラに参加するのが特徴です。
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