非常事態宣言による通信規制について(2018年3月8日投稿記事)

スリランカ政府は下記非常事態宣言に伴い、ソーシャルメディアの書き込みが暴力的行動を扇動するとして各ソーシャルメディアの通信を規制しています。

 3月7日現在フェイスブック、メッセンジャー、Viber、WhatsApp、Instagramの投稿ならびに更新、メッセージ送信、通話ができなくなっています。スリランカの知人友人にこれらの通信手段にて連絡を取りたい方は、上記理由により制限されている旨ご承知おきください(imo,LINEは使えるようです)。
【追記】3/15の15時の時点で、解除になっています。 非常事態宣言も3/18付けで解除になりました。

ご旅行中はこれらの通信手段が使えませんので、G-mail等別の連絡手段をご用意ください。※X-VPNなどを利用して、サーバーの利用国を変えると利用が可能になりますので、どうしてもこれらのソーシャルメディアを利用したい場合はご参考ください。
 といいましても下記安全情報にある通り、日常生活に大きな支障や危険性を感じることは現在ありませんので、渡航予定の方も、過剰な心配はせず現地のガイドや滞在先の人などに現状を確認し、アドバイスを仰いでください。

  <事の経緯> 在スリランカ日本国大使館発表による[安全対策情報]より抜粋 2月末,スリランカ東部州アンパーラにおいてシンハラ人の仏教徒とイスラム教徒が衝突し,少なくとも5人が負傷する事件が発生したほか,3月5日にはスリランカ中部のキャンディ地区で仏教徒とイスラム教徒が衝突するなど,スリランカにおいて仏教徒とイスラム教徒の間で緊張が高まっています。 これら仏教徒とイスラム教徒間の衝突を受け,スリランカ政府は3月6日,宗教間の暴動が国内の他の地域へ拡大することを阻止し,暴力の拡大を抑えるために非常事態を宣言しました。 また,スリランカ政府報道官によれば,暴力を扇動するソーシャルメディアへの書き込みに対して厳正に対処するとされています。 非常事態宣言にあたって,これまでのところ外出禁止令が発出されている一部地域以外では,日常生活に大きな影響はない見込みですが,公権力による逮捕状なしの逮捕・拘留が可能となるなど行動が制限される可能性があります。 

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